スプリンターズS回顧 ゆとりじゃなかったローレルゲレイロ
競馬最強の法則WEB ラップギア スプリンターズS 予想より、一部抜粋
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〜前略
参考URL
ラップギア☆ブログ スプリンターズS回顧 ゆとり世代
http://blog.livedoor.jp/lapgear/archives/422816.html
逃げ馬が32秒台で飛ばすスプリントG1なんて、もはや昔の話であり、今は「500万下クラスの平均」とほぼ同等のペースになってしまうレース。現在のG1級快速馬が本気で逃げれば31秒台も出る計算になると思うのだが、鞍上が他馬の末脚を恐れてそれをやらないのだ。今年も(13)ローレルゲレイロが逃げるようなら、前半3ハロンは33秒台の後半だろう。ちなみにそれは芝1200mの未勝利戦と同程度のペースだったりする。
条件級の瞬発馬や平坦馬ならそのペースで消耗して加速力を失ってしまうのだが、重賞クラス、G1クラスの加速型はその程度のペースではまったく消耗しない。つまりセントウルSと同じく前半3ハロンが33秒台の後半という想定なら、それを苦もなくこなした加速型(2)アルティマトゥーレの優位は動かないということになる。
(2)アルティマトゥーレの想定限界ペースは、現在のところ前半3ハロン33秒7辺り。それ以上の速度で追走すれば末脚を失くしてしまう可能性が高く、33秒9ぐらいで行けたとしても、他馬が32秒台で行けば射程圏外からの差しになると思われる。ところが(13)ローレルゲレイロは2009高松宮記念では(出来過ぎの)33秒1で逃げたものの、恐らく鞍上の意図としては33秒8〜34秒3ぐらいのペースにしたいはず。これは現在の(2)アルティマトゥーレにとっては「楽すぎるペース」としか考えられないのだ。
〜後略
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回顧。
◎アルティマトゥーレ自身が好スタートを切って突付いたこともあって、ローレルゲレイロが、かつてないペース(前半3ハロン32秒9)で逃げることになり、◎アルティマトゥーレは想定した「限界ペース33秒7」を遥かに超える推定33秒1での2〜3番手追走。完全に末脚を失くしてしまうことに。
勝ったローレルゲレイロも、ハナ差2着のビービーガルダンも、「想定限界ペース」という意味ではアルティマトゥーレよりも遥かに耐性があると思われた馬。ただ、このレースの前半3ハロンが32秒9なんて、どう考えても想定できなかった。
中山の芝1200mは下り坂からのスタートだからペースが上がりやすいという話も何度も聞いたのだが、それでも上記 参考URLの通り
■スプリンターズSの前半3ハロンタイムと勝ち馬
2008年 33秒6 スリープレスナイト
2007年 33秒1 アストンマーチャン
2006年 32秒8 テイクオーバーター
2005年 32秒9 サイレントウィット
2004年 33秒6 カルストンライトオ
2003年 33秒3 デュランダル
2002年 33秒7 ビリーヴ
近年この有様だったのだから。
予想時の想定ペース33秒8〜34秒3、特に34秒3の部分は確かにローレルゲレイロを甘く見すぎかも知れないが、…いやこれは完全に甘く見すぎだな。34秒3はナイわ。しかしそれでも33秒5〜34秒0だなぁ。アルティマトゥーレがそれを2〜3番手で追走するとして、33秒7〜34秒2。同馬の想定限界ペース33秒7を切ることはないという結論に変わりはなかったと思う。
ローレルゲレイロさん、33秒1で逃げた高松宮記念と言い、なんでG1だけそんなに張り切って逃げるの? もしかして鞍上は狙ってやってんの?
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〜前略
参考URL
ラップギア☆ブログ スプリンターズS回顧 ゆとり世代
http://blog.livedoor.jp/lapgear/archives/422816.html
逃げ馬が32秒台で飛ばすスプリントG1なんて、もはや昔の話であり、今は「500万下クラスの平均」とほぼ同等のペースになってしまうレース。現在のG1級快速馬が本気で逃げれば31秒台も出る計算になると思うのだが、鞍上が他馬の末脚を恐れてそれをやらないのだ。今年も(13)ローレルゲレイロが逃げるようなら、前半3ハロンは33秒台の後半だろう。ちなみにそれは芝1200mの未勝利戦と同程度のペースだったりする。
条件級の瞬発馬や平坦馬ならそのペースで消耗して加速力を失ってしまうのだが、重賞クラス、G1クラスの加速型はその程度のペースではまったく消耗しない。つまりセントウルSと同じく前半3ハロンが33秒台の後半という想定なら、それを苦もなくこなした加速型(2)アルティマトゥーレの優位は動かないということになる。
(2)アルティマトゥーレの想定限界ペースは、現在のところ前半3ハロン33秒7辺り。それ以上の速度で追走すれば末脚を失くしてしまう可能性が高く、33秒9ぐらいで行けたとしても、他馬が32秒台で行けば射程圏外からの差しになると思われる。ところが(13)ローレルゲレイロは2009高松宮記念では(出来過ぎの)33秒1で逃げたものの、恐らく鞍上の意図としては33秒8〜34秒3ぐらいのペースにしたいはず。これは現在の(2)アルティマトゥーレにとっては「楽すぎるペース」としか考えられないのだ。
〜後略
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回顧。
◎アルティマトゥーレ自身が好スタートを切って突付いたこともあって、ローレルゲレイロが、かつてないペース(前半3ハロン32秒9)で逃げることになり、◎アルティマトゥーレは想定した「限界ペース33秒7」を遥かに超える推定33秒1での2〜3番手追走。完全に末脚を失くしてしまうことに。
勝ったローレルゲレイロも、ハナ差2着のビービーガルダンも、「想定限界ペース」という意味ではアルティマトゥーレよりも遥かに耐性があると思われた馬。ただ、このレースの前半3ハロンが32秒9なんて、どう考えても想定できなかった。
中山の芝1200mは下り坂からのスタートだからペースが上がりやすいという話も何度も聞いたのだが、それでも上記 参考URLの通り
■スプリンターズSの前半3ハロンタイムと勝ち馬
2008年 33秒6 スリープレスナイト
2007年 33秒1 アストンマーチャン
2006年 32秒8 テイクオーバーター
2005年 32秒9 サイレントウィット
2004年 33秒6 カルストンライトオ
2003年 33秒3 デュランダル
2002年 33秒7 ビリーヴ
近年この有様だったのだから。
予想時の想定ペース33秒8〜34秒3、特に34秒3の部分は確かにローレルゲレイロを甘く見すぎかも知れないが、…いやこれは完全に甘く見すぎだな。34秒3はナイわ。しかしそれでも33秒5〜34秒0だなぁ。アルティマトゥーレがそれを2〜3番手で追走するとして、33秒7〜34秒2。同馬の想定限界ペース33秒7を切ることはないという結論に変わりはなかったと思う。
ローレルゲレイロさん、33秒1で逃げた高松宮記念と言い、なんでG1だけそんなに張り切って逃げるの? もしかして鞍上は狙ってやってんの?
00:19│レース回顧