有馬記念 プレイバック(本命ドリパス)
有馬記念 プレイバック
(第51回 2006年12月24日)
【ディープインパクト】
〜最後の深イイ衝撃〜
日本中の期待を集めた凱旋門賞でよもやの3着(その後禁止薬物検出により失格に訂正)
帰国したディープインパクトはJCでハーツクライとの再戦に勝利し(ハーツクライはノド鳴りを発症し10着と惨敗し引退)迎えた現役最後のレースがこの年の有馬記念だった。
1番人気はディープインパクト
2番人気は菊花賞2着→JC2着のドリームパスポート
3番人気は秋天1着→マイルCS1着のダイワメジャー
4番人気は春の2冠馬でJC6着のメイショウサムソン
さて、どんなレースだったでしょうか。
7.1-11.5-11.4-11.3-11.8-12.8-12.9-12.7-12.2-12.8-12.2-11.2-12.0=2.31.9
(35.6-43.2-37.7-35.4) ▼6▼10△8 瞬発戦
スタートは菊花賞3着馬のアドマイヤメインがハナに立つ。
騎手は武豊Jから柴田善Jに乗り替わっているが菊花賞同様に前半は速いラップ刻んでいく。
ディープインパクトはいつも通り下げて後方から3頭目の「定位置」
その他ではダイワメジャー、メイショウサムソン、ポップロックなどが先行グループを形成する。
ドリームパスポートはその後ろの中団に位置した。
アドマイヤメインは最初のゴール前で2番手のダイワメジャーよりも7〜8馬身は先を走っていて大逃げという形。
なので2番手以降の馬は比較的ゆったりしたペースでレースを進める。
1コーナーを回る所でアドマイヤメインはペースを落とす。
しかし、ダイワメジャーの安藤Jは差を詰めることを選択せず脚を溜めることに専念といった感じ。
2コーナーの坂を下ったところではアドマイヤメインと後続との差は10馬身以上に開いていた。
向正面から3コーナー入り口にかけてようやく後続の馬達が進出を開始する。
もうアドマイヤメインは脚が止まりかけていたため3コーナーを回る区間は12.8秒というラップ。
この区間がこのレースの肝でここで緩んだがために馬群が一気に縮まることになる。
ここからラスト3Fの上がり勝負になるがRのきつい4コーナーをスムーズに回れるかどうかというのが一つの鍵となる。
直線入ったとろこでダイワメジャーとメイショウサムソンが並んで先頭に立つ。
が、ディープインパクトは既に2〜3馬身後ろの射程圏内にいた。
スムーズに回れたのがディープインパクトということだ。
ここからは瞬発力が違いすぎる。
残り200mで並ぶ間もなく突き放し最後は脚を緩める余裕をみせて圧勝。
2着には4番手追走から最後一伸びした6番人気のポップロック。
3着には最後までしぶとく食い下がったダイワメジャー。
ドリームパスポートは道中内ラチを追走したが4コーナーで前が詰まりごちゃついた中をこじ開けることが出来ず直線で追い上げたが時既に遅しの4着だった。
このレースは▼6▼10△8で「瞬発力」が問われた内容ではあるが▼6の区間が4コーナーに相当する。
きついコーナーを▼6の加速で回ることの出来る「機動力」も問われたレースで、ディープインパクトはそれを備えていたということだろう。
内枠先行有利の有馬記念ですが展開一つで内枠が仇となるケース(>ドリームパスポートのことです)だったと思います。
とはいえこの流れのレースではどうやってもディープインパクトに勝てる馬はいなかったでしょう。
最後の最後でもその衝撃は深かった。
今年問われるのは「瞬発力」か「平坦(持続)力」か「スタミナ」か「機動力」か。
これだけ大混戦なのでそれだけで勝者が変わってきます。
要はそれを手繰り寄せる「運」も重要ということでしょう。
今年の私の夢は「ミヤビランベリ」=「平坦(持続)力」です。
みなさんの夢は...
1着 ディープインパクト 瞬10 平2 消0
2着 ポップロック 瞬 2 平4 消0
3着 ダイワメジャー 瞬 4 平6 消1
(本命ドリパス)
(第51回 2006年12月24日)
【ディープインパクト】
〜最後の深イイ衝撃〜
日本中の期待を集めた凱旋門賞でよもやの3着(その後禁止薬物検出により失格に訂正)
帰国したディープインパクトはJCでハーツクライとの再戦に勝利し(ハーツクライはノド鳴りを発症し10着と惨敗し引退)迎えた現役最後のレースがこの年の有馬記念だった。
1番人気はディープインパクト
2番人気は菊花賞2着→JC2着のドリームパスポート
3番人気は秋天1着→マイルCS1着のダイワメジャー
4番人気は春の2冠馬でJC6着のメイショウサムソン
さて、どんなレースだったでしょうか。
7.1-11.5-11.4-11.3-11.8-12.8-12.9-12.7-12.2-12.8-12.2-11.2-12.0=2.31.9
(35.6-43.2-37.7-35.4) ▼6▼10△8 瞬発戦
スタートは菊花賞3着馬のアドマイヤメインがハナに立つ。
騎手は武豊Jから柴田善Jに乗り替わっているが菊花賞同様に前半は速いラップ刻んでいく。
ディープインパクトはいつも通り下げて後方から3頭目の「定位置」
その他ではダイワメジャー、メイショウサムソン、ポップロックなどが先行グループを形成する。
ドリームパスポートはその後ろの中団に位置した。
アドマイヤメインは最初のゴール前で2番手のダイワメジャーよりも7〜8馬身は先を走っていて大逃げという形。
なので2番手以降の馬は比較的ゆったりしたペースでレースを進める。
1コーナーを回る所でアドマイヤメインはペースを落とす。
しかし、ダイワメジャーの安藤Jは差を詰めることを選択せず脚を溜めることに専念といった感じ。
2コーナーの坂を下ったところではアドマイヤメインと後続との差は10馬身以上に開いていた。
向正面から3コーナー入り口にかけてようやく後続の馬達が進出を開始する。
もうアドマイヤメインは脚が止まりかけていたため3コーナーを回る区間は12.8秒というラップ。
この区間がこのレースの肝でここで緩んだがために馬群が一気に縮まることになる。
ここからラスト3Fの上がり勝負になるがRのきつい4コーナーをスムーズに回れるかどうかというのが一つの鍵となる。
直線入ったとろこでダイワメジャーとメイショウサムソンが並んで先頭に立つ。
が、ディープインパクトは既に2〜3馬身後ろの射程圏内にいた。
スムーズに回れたのがディープインパクトということだ。
ここからは瞬発力が違いすぎる。
残り200mで並ぶ間もなく突き放し最後は脚を緩める余裕をみせて圧勝。
2着には4番手追走から最後一伸びした6番人気のポップロック。
3着には最後までしぶとく食い下がったダイワメジャー。
ドリームパスポートは道中内ラチを追走したが4コーナーで前が詰まりごちゃついた中をこじ開けることが出来ず直線で追い上げたが時既に遅しの4着だった。
このレースは▼6▼10△8で「瞬発力」が問われた内容ではあるが▼6の区間が4コーナーに相当する。
きついコーナーを▼6の加速で回ることの出来る「機動力」も問われたレースで、ディープインパクトはそれを備えていたということだろう。
内枠先行有利の有馬記念ですが展開一つで内枠が仇となるケース(>ドリームパスポートのことです)だったと思います。
とはいえこの流れのレースではどうやってもディープインパクトに勝てる馬はいなかったでしょう。
最後の最後でもその衝撃は深かった。
今年問われるのは「瞬発力」か「平坦(持続)力」か「スタミナ」か「機動力」か。
これだけ大混戦なのでそれだけで勝者が変わってきます。
要はそれを手繰り寄せる「運」も重要ということでしょう。
今年の私の夢は「ミヤビランベリ」=「平坦(持続)力」です。
みなさんの夢は...
1着 ディープインパクト 瞬10 平2 消0
2着 ポップロック 瞬 2 平4 消0
3着 ダイワメジャー 瞬 4 平6 消1
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