京成杯 プレイバック(本命ドリパス)
人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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京成杯 プレイバック
(第48回 2008年1月20日)
【マイネルチャールズ】
〜勝負根性の馬〜
皐月賞と同じコースの重賞レース。
しかし、1月の寒い時期のレースでもありトライアルの弥生賞も同じコースということで京成杯の勝ち馬からはクラシックホースというのはほとんど出ていない。
(私の記憶にはないですがいるのかどうかも不明)
サンツェッペリンの皐月2着、アドマイヤジャパンの菊花賞2着が精一杯か。
但し、負け組の中にもリトルアマポーラやシックスセンス、キングカメハメハなどもいる。
全く度外視できる重賞ではなさそうだ。
1番人気は暮れのホープフルSを勝利したマイネルチャールズ
2番人気は阪神芝16を新馬→500万と連勝のリトルアマポーラ
3番人気は中山芝20の新馬戦で5馬身差圧勝のステルスソニック
さて、どんなレースだったでしょうか。
12.5-10.7-12.6-12.0-13.0-12.6-12.9-12.0-12.4-12.2=2.02.9
(35.8-50.5-36.6) ▼9△4▼2 瞬発戦
横一線のスタートでテンの3F35.8秒はまずまずの速さだろう。
マイネルチャールズは中団の9番手、リトルアマポーラは先行するかのように前に付けたが外枠だったためコーナーワークでポジションを落とし7番手とマイネルチャールズの少し前、ステルスソニックは11番手と後方待機。
2コーナーから向正面にかけては毎年流れは緩くなる。
この年の特徴はラスト4F目の12.9秒というラップで3コーナーを回ってもまだスパートをかけていないということになる。
いわゆる脚を溜めている状態だ。
4コーナーに入ると一気にペースが上がる(▼9)
ここ数年は中山の内回りコースだがこの年のように4コーナーで▼8や▼9という大きな加速区間が出ているため瞬発力は必要不可欠かもしれません。
3コーナーで緩くなるので必然的に4コーナー回る時にはもう団子状態。
こうなると瞬発力も必要ですがスムーズさというのも重要になってきます。
先頭に立ったのは(09年マイルCS2着馬)マイネルファルケ。
しかし、既に脚がいっぱいいっぱいの感じ。
真ん中からマイネルチャールズが外出して追おうとするがその外から4番人気のアイティトップが差してきてマイネルチャールズは内に押し込められる。
前方からステルスソニックが垂れて来たのでそれを機に進路を内へ変更し、そこからはグイグイと伸びる。
大外からは最後方待機のベンチャーナインが4角15番手から一気の強襲してくる。
最後はクビ差凌いでマイネルチャールズが先頭でゴールした。
ベンチャーナインが2着、アイティトップが3着、リトルアマポーラは4着だった。
このレースはマイネルチャールズの勝負根性が光ったレース。
混戦になって真ん中突いて最後もう一伸びした(ラスト2F→1Fは▼2)というのはその証拠でしょう。
前走のホープフルSでもブラックシェルに競り勝っている。
スムーズさという点では大外強襲のベンチャーナイン。
この馬は前傾レースの瞬発馬で上がりが掛かるレースが得意。
このレースも前半5F後半5Fの差は+0.8秒と前傾だった。
リトルアマポーラは牡馬との対戦ということと外枠というのがややマイナスだった印象。
次走のクイーンCの巻き返しは当然だったか。
今年こそ京成杯からクラシックホースが出るのか。
アドマイヤテンクウがおそらく人気になるのでしょう。
父キングカメハメハは現世代でブレイク中、この馬もその中に加わることができるでしょうか。
1着 マイネルチャールズ 瞬2 平1 消0
2着 ベンチャーナイン 瞬2 平0 消0
3着 アイティトップ 瞬2 平0 消0
(本命ドリパス)
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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京成杯 プレイバック
(第48回 2008年1月20日)
【マイネルチャールズ】
〜勝負根性の馬〜
皐月賞と同じコースの重賞レース。
しかし、1月の寒い時期のレースでもありトライアルの弥生賞も同じコースということで京成杯の勝ち馬からはクラシックホースというのはほとんど出ていない。
(私の記憶にはないですがいるのかどうかも不明)
サンツェッペリンの皐月2着、アドマイヤジャパンの菊花賞2着が精一杯か。
但し、負け組の中にもリトルアマポーラやシックスセンス、キングカメハメハなどもいる。
全く度外視できる重賞ではなさそうだ。
1番人気は暮れのホープフルSを勝利したマイネルチャールズ
2番人気は阪神芝16を新馬→500万と連勝のリトルアマポーラ
3番人気は中山芝20の新馬戦で5馬身差圧勝のステルスソニック
さて、どんなレースだったでしょうか。
12.5-10.7-12.6-12.0-13.0-12.6-12.9-12.0-12.4-12.2=2.02.9
(35.8-50.5-36.6) ▼9△4▼2 瞬発戦
横一線のスタートでテンの3F35.8秒はまずまずの速さだろう。
マイネルチャールズは中団の9番手、リトルアマポーラは先行するかのように前に付けたが外枠だったためコーナーワークでポジションを落とし7番手とマイネルチャールズの少し前、ステルスソニックは11番手と後方待機。
2コーナーから向正面にかけては毎年流れは緩くなる。
この年の特徴はラスト4F目の12.9秒というラップで3コーナーを回ってもまだスパートをかけていないということになる。
いわゆる脚を溜めている状態だ。
4コーナーに入ると一気にペースが上がる(▼9)
ここ数年は中山の内回りコースだがこの年のように4コーナーで▼8や▼9という大きな加速区間が出ているため瞬発力は必要不可欠かもしれません。
3コーナーで緩くなるので必然的に4コーナー回る時にはもう団子状態。
こうなると瞬発力も必要ですがスムーズさというのも重要になってきます。
先頭に立ったのは(09年マイルCS2着馬)マイネルファルケ。
しかし、既に脚がいっぱいいっぱいの感じ。
真ん中からマイネルチャールズが外出して追おうとするがその外から4番人気のアイティトップが差してきてマイネルチャールズは内に押し込められる。
前方からステルスソニックが垂れて来たのでそれを機に進路を内へ変更し、そこからはグイグイと伸びる。
大外からは最後方待機のベンチャーナインが4角15番手から一気の強襲してくる。
最後はクビ差凌いでマイネルチャールズが先頭でゴールした。
ベンチャーナインが2着、アイティトップが3着、リトルアマポーラは4着だった。
このレースはマイネルチャールズの勝負根性が光ったレース。
混戦になって真ん中突いて最後もう一伸びした(ラスト2F→1Fは▼2)というのはその証拠でしょう。
前走のホープフルSでもブラックシェルに競り勝っている。
スムーズさという点では大外強襲のベンチャーナイン。
この馬は前傾レースの瞬発馬で上がりが掛かるレースが得意。
このレースも前半5F後半5Fの差は+0.8秒と前傾だった。
リトルアマポーラは牡馬との対戦ということと外枠というのがややマイナスだった印象。
次走のクイーンCの巻き返しは当然だったか。
今年こそ京成杯からクラシックホースが出るのか。
アドマイヤテンクウがおそらく人気になるのでしょう。
父キングカメハメハは現世代でブレイク中、この馬もその中に加わることができるでしょうか。
1着 マイネルチャールズ 瞬2 平1 消0
2着 ベンチャーナイン 瞬2 平0 消0
3着 アイティトップ 瞬2 平0 消0
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