【アーリントンC 回顧】(本命ドリパス)
【アーリントンC 回顧】
2010年2月27日
母フローラルレディは牝馬3冠のスティルインラブのお姉さんで、その肌にアグネスタキオンという血統のザタイキが新馬→500万と連勝後に選択したレースがこのアーリントンC。
その名の通り大器かどうかに注目が集まったレースとなりました。
1番人気にはザタイキ
2番人気には朝日FS5着馬ニシノメイゲツ
3番人気には京成杯4着馬フラガラッハ
10倍以下の馬はこの3頭でザタイキは1.7倍と圧倒的に支持された。
はたして大器だったのでしょうか?
12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7=1.34.8
(36.3-23.3-35.2) ▼1△3△13 平坦戦
良馬場発表でしたが前日の雨によりダートは不良馬場だったので多少湿り気のあった馬場だと思われます。
前走で逃げた馬が不在、先行した馬もたった3頭でスローが予想された今年のメンバー。
その先行馬3頭のうちの1頭であるコスモセンサー@石橋脩Jが案の定逃げました。
簡単にハナを取れたこともありテンの3F36.3秒は予想通りスロー。
注目のザタイキは中団の4〜5番手、ニシノメイゲツはその2馬身ほど後ろの8番手でザタイキを見る形。
フラガラッハはゲートが開く前に立ち上がってしまい出遅れて最後方。
しかし、最後方待機は選択せず3コーナー通過時には7番手というポジションまで押し上げていました。
デムーロJのコメントによれば「スローな流れで行きたがるような面を見せたので、あのようなレースになりました」とあるので騎手の意図したところではなかったようです。
3コーナー回ってもスローで流れていましたが4コーナーに突入した辺りでフラガラッハが先頭に並びかけました。
直線まではのんびり行きたかったであろうコスモセンサーはここでギアを上げざるを得ない。
まだ800m残っているが「開幕週なので簡単には止まらないだろう」という考えと「雨の影響で止まるかも」という考えとが入り乱れたことでしょう。
兎にも角にも行くしかなかったコスモセンサーは4コーナー回って先頭で直線に入ります。
すぐ外にはフラガラッハとその間にはシゲルモトナリがいたがほとんど差がない状態。
しかし、直線でもコスモセンサーはなかなか垂れずに踏ん張っている。
フラガラッハは流石に前半で脚を使いすぎで止まるはめとなる。
ザタイキは残り100mでようやく上がって来ましたが逃げたコスモセンサーを捕まえることができないままゴールとなりました。
3着にはこちらも先行して粘っていたレトがザタイキより半馬身遅れで入選。
このレースはポイントが2つあって
・前半スローだったこと
・フラガラッハが早めに仕掛けたこと
これが大きくレースを左右したと思われます。
前半スローだったので前に行った馬はやはり有利でした。
そして2つ目の早仕掛けになったことのおかげでスローの瞬発力勝負にはならずロングスパート戦となりました。
平坦戦に分類されるレースでしたがラップギアは▼1△3△13となっていて限りなく消耗戦に近い平坦戦と言えるでしょう。
最後の坂でコスモセンサーが伸びたように見えましたが実際は2番手以降の馬達の脚が完全に止まったというのが正解でしょう。
コスモセンサーはかえで賞(京都芝14)で△3△4△7という消耗戦をレコード勝ちしています。
ここでの経験が活きた結果となったのだと思われます。
2着のザタイキですが今までとは全く異なる流れのレースである程度結果を残したので「大器の片鱗は見ることが出来た」という評価かなと思います。
NHKマイルCの有力候補の一頭になったのではないでしょうか。
それにしてもまたキンカメが重賞勝ちましたね。
今週末のキンカメはどうでしょうねぇ。
1着 コスモセンサー 瞬1 平0 消1
2着 ザタイキ 瞬2 平0 消0
3着 レト 瞬0 平4 消0
(本命ドリパス)
2010年2月27日
母フローラルレディは牝馬3冠のスティルインラブのお姉さんで、その肌にアグネスタキオンという血統のザタイキが新馬→500万と連勝後に選択したレースがこのアーリントンC。
その名の通り大器かどうかに注目が集まったレースとなりました。
1番人気にはザタイキ
2番人気には朝日FS5着馬ニシノメイゲツ
3番人気には京成杯4着馬フラガラッハ
10倍以下の馬はこの3頭でザタイキは1.7倍と圧倒的に支持された。
はたして大器だったのでしょうか?
12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7=1.34.8
(36.3-23.3-35.2) ▼1△3△13 平坦戦
良馬場発表でしたが前日の雨によりダートは不良馬場だったので多少湿り気のあった馬場だと思われます。
前走で逃げた馬が不在、先行した馬もたった3頭でスローが予想された今年のメンバー。
その先行馬3頭のうちの1頭であるコスモセンサー@石橋脩Jが案の定逃げました。
簡単にハナを取れたこともありテンの3F36.3秒は予想通りスロー。
注目のザタイキは中団の4〜5番手、ニシノメイゲツはその2馬身ほど後ろの8番手でザタイキを見る形。
フラガラッハはゲートが開く前に立ち上がってしまい出遅れて最後方。
しかし、最後方待機は選択せず3コーナー通過時には7番手というポジションまで押し上げていました。
デムーロJのコメントによれば「スローな流れで行きたがるような面を見せたので、あのようなレースになりました」とあるので騎手の意図したところではなかったようです。
3コーナー回ってもスローで流れていましたが4コーナーに突入した辺りでフラガラッハが先頭に並びかけました。
直線まではのんびり行きたかったであろうコスモセンサーはここでギアを上げざるを得ない。
まだ800m残っているが「開幕週なので簡単には止まらないだろう」という考えと「雨の影響で止まるかも」という考えとが入り乱れたことでしょう。
兎にも角にも行くしかなかったコスモセンサーは4コーナー回って先頭で直線に入ります。
すぐ外にはフラガラッハとその間にはシゲルモトナリがいたがほとんど差がない状態。
しかし、直線でもコスモセンサーはなかなか垂れずに踏ん張っている。
フラガラッハは流石に前半で脚を使いすぎで止まるはめとなる。
ザタイキは残り100mでようやく上がって来ましたが逃げたコスモセンサーを捕まえることができないままゴールとなりました。
3着にはこちらも先行して粘っていたレトがザタイキより半馬身遅れで入選。
このレースはポイントが2つあって
・前半スローだったこと
・フラガラッハが早めに仕掛けたこと
これが大きくレースを左右したと思われます。
前半スローだったので前に行った馬はやはり有利でした。
そして2つ目の早仕掛けになったことのおかげでスローの瞬発力勝負にはならずロングスパート戦となりました。
平坦戦に分類されるレースでしたがラップギアは▼1△3△13となっていて限りなく消耗戦に近い平坦戦と言えるでしょう。
最後の坂でコスモセンサーが伸びたように見えましたが実際は2番手以降の馬達の脚が完全に止まったというのが正解でしょう。
コスモセンサーはかえで賞(京都芝14)で△3△4△7という消耗戦をレコード勝ちしています。
ここでの経験が活きた結果となったのだと思われます。
2着のザタイキですが今までとは全く異なる流れのレースである程度結果を残したので「大器の片鱗は見ることが出来た」という評価かなと思います。
NHKマイルCの有力候補の一頭になったのではないでしょうか。
それにしてもまたキンカメが重賞勝ちましたね。
今週末のキンカメはどうでしょうねぇ。
1着 コスモセンサー 瞬1 平0 消1
2着 ザタイキ 瞬2 平0 消0
3着 レト 瞬0 平4 消0
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