【青葉賞 回顧】(本命ドリパス)
【青葉賞 回顧】
2010年5月1日
皐月賞の結果からも3歳牡馬クラシックでは現状ヴィクトワールピサが頭一つ抜けています。
実は今年の場合、皐月賞以外の組で対抗になりそうな馬が数頭存在します。
そのうちの一頭がこの青葉賞に出走してきたペルーサ。
若葉Sでは皐月賞2着馬のヒルノダムールに勝利して3戦3勝。
皐月賞はパスしてダービーに挑むローテで藤沢厩舎らしいと言えばらしい。
勝つかどうかというよりもむしろ勝ちっぷりが期待されたレースとなりました。
1番人気には「本物か?」ペルーサ
2番人気には2戦2勝で母トゥザヴィクトリーという良血のトゥザグローリー
3番人気にはこちらも2戦2勝のハートビートソング
12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7=2.24.3
(35.1-37.5-37.2-34.5) ▼3▼2△4 平坦戦
スタート良くエクセルサスが逃げるかと思われたが1コーナーを回る時に内からミッションモードが抜いてハナに立つ。
...とここからはいつもとはちょっと趣向を変えます。
今回このレースに藤沢厩舎&山本オーナーの馬が3頭出しとなっていました。
ダービーへの優先出走権は2枠しかないのにも関わらずです。
その3頭とはペルーサ、リリエンタール(8人気)、そして逃げたミッションモード(14人気)。
これはあくまで憶測に過ぎないですが、そのペルーサは青葉賞→ダービーというローテで本番に向けてということを考えるとスローペースの上がりだけの展開(>温いレース)は避けたかったのではないでしょうか。
極力本番と似たような流れを経験したかった。
そこでミッションモードをラビットに使い速めの流れを作りペルーサで勝利し、出来れば2着にリリエンタールが来てくれれば...。
ということからの3頭出しだったのではないかと思っています。
そこでミッションモードが作った流れと近年のダービーの平均と比べてみましょう。
【10年青葉賞】
35.1-37.5-37.2-34.5 =2.24.3 ▼3▼2△4 平坦戦
【近年のダービー平均】(不良の09年は除く)
36.1-37.4-37.0-35.1 =2.25.6 ▼5▼1△3 瞬発戦
テンの3Fは1秒ほど速いですがこれはハナに立つためのもので仕方ないです。
注目なのは中盤の第2ブロック(4〜6F目)と第3ブロック(7〜9F目)です。
ほぼダービーでの流れといってもいいでしょう。
厳密に言うと第3ブロックの流れが若干違います。
13.2-12.2-11.8
というラップですがここは向正面(後半)〜4コーナーまでの区間になります。
向正面まで脚を溜めて3コーナーから動いていって4コーナーからのロングスパート戦という展開です。
(このロングスパートのおかげで例年とは違って平坦戦になっています)
この区間がこのレースの最大の特徴です。
7F目で「13.2秒」と脚を溜めることが出来たからこそ9F目の「11.8秒」というロングスパートが可能になったということです。
ダービーでは7F目で13.2秒まで緩みはしませんし9F目で11.8秒と速くなることもありません(>あくまで例年の傾向です)
結論を言いますと、上記のように3F毎に区切ったラップ分割からすればダービーレベルのものであり勝ち負けは当然可能と考えます。
しかし、前走の若葉Sでもそうだったように「長くいい脚が使える」(=平坦適性)というのがペルーサの最大の武器であるとすれば上がり3Fの瞬発力勝負=トップギアの高さを問われるレースになった場合はやや不安があります。
つまり、ここ2走のレース振りから見ればトップギアの高さはヴィクトワールピサより低い可能性があるということです。
その辺りがダービーでの課題となるでしょう。
あとはNHKマイルCでサンライズプリンスが快勝するようなことがあればリーディングジョッキーの横山Jはどちらを選択するのでしょうか。
そして武豊Jはダービーに間に合うのでしょうか。
今年のダービーは例年とはちょっと違った楽しみがありますね。
1着 ペルーサ 瞬2 平1 消0
2着 トゥザグローリー 瞬2 平0 消0
3着 ハートビートソング 瞬2 平0 消0
(本命ドリパス)
2010年5月1日
皐月賞の結果からも3歳牡馬クラシックでは現状ヴィクトワールピサが頭一つ抜けています。
実は今年の場合、皐月賞以外の組で対抗になりそうな馬が数頭存在します。
そのうちの一頭がこの青葉賞に出走してきたペルーサ。
若葉Sでは皐月賞2着馬のヒルノダムールに勝利して3戦3勝。
皐月賞はパスしてダービーに挑むローテで藤沢厩舎らしいと言えばらしい。
勝つかどうかというよりもむしろ勝ちっぷりが期待されたレースとなりました。
1番人気には「本物か?」ペルーサ
2番人気には2戦2勝で母トゥザヴィクトリーという良血のトゥザグローリー
3番人気にはこちらも2戦2勝のハートビートソング
12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7=2.24.3
(35.1-37.5-37.2-34.5) ▼3▼2△4 平坦戦
スタート良くエクセルサスが逃げるかと思われたが1コーナーを回る時に内からミッションモードが抜いてハナに立つ。
...とここからはいつもとはちょっと趣向を変えます。
今回このレースに藤沢厩舎&山本オーナーの馬が3頭出しとなっていました。
ダービーへの優先出走権は2枠しかないのにも関わらずです。
その3頭とはペルーサ、リリエンタール(8人気)、そして逃げたミッションモード(14人気)。
これはあくまで憶測に過ぎないですが、そのペルーサは青葉賞→ダービーというローテで本番に向けてということを考えるとスローペースの上がりだけの展開(>温いレース)は避けたかったのではないでしょうか。
極力本番と似たような流れを経験したかった。
そこでミッションモードをラビットに使い速めの流れを作りペルーサで勝利し、出来れば2着にリリエンタールが来てくれれば...。
ということからの3頭出しだったのではないかと思っています。
そこでミッションモードが作った流れと近年のダービーの平均と比べてみましょう。
【10年青葉賞】
35.1-37.5-37.2-34.5 =2.24.3 ▼3▼2△4 平坦戦
【近年のダービー平均】(不良の09年は除く)
36.1-37.4-37.0-35.1 =2.25.6 ▼5▼1△3 瞬発戦
テンの3Fは1秒ほど速いですがこれはハナに立つためのもので仕方ないです。
注目なのは中盤の第2ブロック(4〜6F目)と第3ブロック(7〜9F目)です。
ほぼダービーでの流れといってもいいでしょう。
厳密に言うと第3ブロックの流れが若干違います。
13.2-12.2-11.8
というラップですがここは向正面(後半)〜4コーナーまでの区間になります。
向正面まで脚を溜めて3コーナーから動いていって4コーナーからのロングスパート戦という展開です。
(このロングスパートのおかげで例年とは違って平坦戦になっています)
この区間がこのレースの最大の特徴です。
7F目で「13.2秒」と脚を溜めることが出来たからこそ9F目の「11.8秒」というロングスパートが可能になったということです。
ダービーでは7F目で13.2秒まで緩みはしませんし9F目で11.8秒と速くなることもありません(>あくまで例年の傾向です)
結論を言いますと、上記のように3F毎に区切ったラップ分割からすればダービーレベルのものであり勝ち負けは当然可能と考えます。
しかし、前走の若葉Sでもそうだったように「長くいい脚が使える」(=平坦適性)というのがペルーサの最大の武器であるとすれば上がり3Fの瞬発力勝負=トップギアの高さを問われるレースになった場合はやや不安があります。
つまり、ここ2走のレース振りから見ればトップギアの高さはヴィクトワールピサより低い可能性があるということです。
その辺りがダービーでの課題となるでしょう。
あとはNHKマイルCでサンライズプリンスが快勝するようなことがあればリーディングジョッキーの横山Jはどちらを選択するのでしょうか。
そして武豊Jはダービーに間に合うのでしょうか。
今年のダービーは例年とはちょっと違った楽しみがありますね。
1着 ペルーサ 瞬2 平1 消0
2着 トゥザグローリー 瞬2 平0 消0
3着 ハートビートソング 瞬2 平0 消0
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