【北九州記念 回顧】(本命ドリパス)
人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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【北九州記念 回顧】
2010年8月15日
サマースプリントシリーズ第三弾、北九州記念です。
サマースプリントのポイント上位馬ではアイビスSDを勝利したケイティラブが参戦してきました。
しかし、人気はとなると8番人気。
流石に夏のローカルの馬券購入者は目が肥えてらっしゃる...。
1番人気:小倉3戦3勝のデグラーティア
2番人気:CBC賞2着ダッシャーゴーゴー
3番人気:前走同舞台でデグラーティアの2着馬スカイノダン
オッズ的にはデグラーティアが2.9倍とやや抜けている感じです。
11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3=1.07.1
(32.1-35.0) △7△3△8 消耗戦
前走のアイビスSDでも逃げ切ったケイティラブが今回も逃げます。
小倉芝1200コースはスタート後に下りが続くのでテンは速くなりがちです。
そこにコウエイハートが競りかけたおかげでテンの3Fは32.1秒とかなり速い。
07年のこのレースも32.1秒でしたがその他の年は32.7〜33.0秒なので「かなり」がどの程度かが分かると思います。
その07年は軽ハンデの差し&追い込み馬独占のレースで3連単157万馬券の大波乱となりました。
今年はというと...
やはり差し馬のワンツースリーでした。
しかし、今年の場合は例年と比べて馬場の状態が良好です。
07年は△8△2△10というラップギアで上がりが35.6秒と最後は完全に脚が止まっています。
今年は△7△3△8というラップギアで上がりが35.0秒。
ラップの落ち方は比較的似ていますが上がりが0.6秒速いだけあって前の馬もソコソコは頑張れる馬場でしょう。
なので追い込み天国ではなく中団に位置した差し馬向きのレース内容だったと思われます。
勝ったのメリッサ。
昨年の北九州短距離Sを1.07.5で圧勝していて時計勝負は歓迎だったでしょう。
昨年のこのレースにも出走していましたが、上がり最速で追い込んで5着と敗退でした。
ラップバランスは32.7-34.8=1.07.5なので今年は展開が向いたクチと言えるでしょう。
あとは直線で内に切れ込んで行った福永Jの好騎乗も冴えていたと思われます。
サマースプリント女王に輝くにはセントウルSで好走するしかありませんが昨年は15着と惨敗した舞台。
今年はどうなるでしょうか。
2着のスカイダノンは上出来でしょう。
今後注目のスプリンターです。
(そういえばJRAのサイトでマイサマーホースにしたのはこの馬だったか)
坂のあるコースでの出走歴がほとんどないので課題とすればその辺りになるかなと思います。
1番人気のデグラーティアはハイペースに巻き込まれた形の5着。
逆に言えば先行した中では一番踏ん張った馬なので能力そのものは評価できます。
課題はハイペースでの耐性をUPするか脚質に幅を持たせるかというところではないでしょうか。
現在のサマースプリントはケイティラブとメリッサが11ポイントでトップですがワンカラットとビービーガルダンの方が有力とみています。
というか、これを気にしている人ってどれだけいる?
夏のローカルを盛り上げる方法ももう一工夫必要なのではないでしょうか(>JRAさん)
1着 メリッサ 瞬3 平4 消3
2着 スカイノダン 瞬0 平5 消3
3着 サンダルフォン 瞬0 平3 消6
(本命ドリパス)
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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【北九州記念 回顧】
2010年8月15日
サマースプリントシリーズ第三弾、北九州記念です。
サマースプリントのポイント上位馬ではアイビスSDを勝利したケイティラブが参戦してきました。
しかし、人気はとなると8番人気。
流石に夏のローカルの馬券購入者は目が肥えてらっしゃる...。
1番人気:小倉3戦3勝のデグラーティア
2番人気:CBC賞2着ダッシャーゴーゴー
3番人気:前走同舞台でデグラーティアの2着馬スカイノダン
オッズ的にはデグラーティアが2.9倍とやや抜けている感じです。
11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3=1.07.1
(32.1-35.0) △7△3△8 消耗戦
前走のアイビスSDでも逃げ切ったケイティラブが今回も逃げます。
小倉芝1200コースはスタート後に下りが続くのでテンは速くなりがちです。
そこにコウエイハートが競りかけたおかげでテンの3Fは32.1秒とかなり速い。
07年のこのレースも32.1秒でしたがその他の年は32.7〜33.0秒なので「かなり」がどの程度かが分かると思います。
その07年は軽ハンデの差し&追い込み馬独占のレースで3連単157万馬券の大波乱となりました。
今年はというと...
やはり差し馬のワンツースリーでした。
しかし、今年の場合は例年と比べて馬場の状態が良好です。
07年は△8△2△10というラップギアで上がりが35.6秒と最後は完全に脚が止まっています。
今年は△7△3△8というラップギアで上がりが35.0秒。
ラップの落ち方は比較的似ていますが上がりが0.6秒速いだけあって前の馬もソコソコは頑張れる馬場でしょう。
なので追い込み天国ではなく中団に位置した差し馬向きのレース内容だったと思われます。
勝ったのメリッサ。
昨年の北九州短距離Sを1.07.5で圧勝していて時計勝負は歓迎だったでしょう。
昨年のこのレースにも出走していましたが、上がり最速で追い込んで5着と敗退でした。
ラップバランスは32.7-34.8=1.07.5なので今年は展開が向いたクチと言えるでしょう。
あとは直線で内に切れ込んで行った福永Jの好騎乗も冴えていたと思われます。
サマースプリント女王に輝くにはセントウルSで好走するしかありませんが昨年は15着と惨敗した舞台。
今年はどうなるでしょうか。
2着のスカイダノンは上出来でしょう。
今後注目のスプリンターです。
(そういえばJRAのサイトでマイサマーホースにしたのはこの馬だったか)
坂のあるコースでの出走歴がほとんどないので課題とすればその辺りになるかなと思います。
1番人気のデグラーティアはハイペースに巻き込まれた形の5着。
逆に言えば先行した中では一番踏ん張った馬なので能力そのものは評価できます。
課題はハイペースでの耐性をUPするか脚質に幅を持たせるかというところではないでしょうか。
現在のサマースプリントはケイティラブとメリッサが11ポイントでトップですがワンカラットとビービーガルダンの方が有力とみています。
というか、これを気にしている人ってどれだけいる?
夏のローカルを盛り上げる方法ももう一工夫必要なのではないでしょうか(>JRAさん)
1着 メリッサ 瞬3 平4 消3
2着 スカイノダン 瞬0 平5 消3
3着 サンダルフォン 瞬0 平3 消6
(本命ドリパス)
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