【札幌2歳S 回顧】(本命ドリパス)
人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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2010年10月2日
新馬戦で7馬身差の圧勝で「大物登場」の予感漂うのがアドマイヤセプター。
父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴという超良血で血統的な後押しもある。
そのアドマイヤセプターが2戦目に選んだレースがこの札幌2歳Sでした。
過去にもロジユニヴァースやサクラプレジデントなどを輩出していてローカルといえども侮れない重賞といえるでしょう。
良血といえばもう一頭、アヴェンチュラ。
父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデーという血統。
兄姉にフサイチホウオー&トールポピーという良血でこちらも参戦してきました。
私のブログでこの2頭に関してはもう少し詳しく書いてあるので興味のある方はこちらへどうぞ。
1番人気:アドマイヤセプター
2番人気:アヴェンチュラ
3番人気:前走同舞台の未勝利戦を圧勝のオールアズワン
オッズ的には3強ですがアドマイヤセプターの単勝オッズが2倍を切らなかったのはちょっと意外でした。
12.5-11.6-12.0-12.0-12.9-12.3-12.5-11.9-12.1=1.49.8
(36.1-37.2-36.5) △2▼6△2 瞬発戦
前走のコスモス賞でも逃げたマイネルギブソンが今回もスタートダッシュ。
しかし、1200m→1500mと短距離で逃げたビービーマキシマスが1コーナーを回ったところでハナを奪いました。
テンの3Fは36.1秒で例年とあまり変わらない平均ペース。
注目のアドマイヤセプターは中団の8〜9番手のポジション。
アヴェンチュラはその隣で併走する形となりました。
オールアズワンは前から4番手と先行策、前走と同じ様な位置取りです。
逃げたビービーマキシマスは中盤に突入してもそれほどペースを落としません。
向正面で一旦緩みを入れますが中盤の3Fでは37.2秒とやや速めです。
そして勝負の上がりの3Fに入ります。
4コーナーに突入するとビービーマキシマスの脚が鈍り始めます。
ここで外から上がっていったのは人気3頭。
(特にオールアズワンの脚が際立って見えました。小回り向きかもしれませんね)
4コーナー回る時点ではオールアズワンは先団に取り付いていていつでも抜け出せる状態。
アドマイヤセプターとアヴェンチュラはその後方で直線差し切ろうという体勢。
直線に入ってゴーサイン、直ぐにオールアズワンが先頭に立ちます。
アドマイヤセプターとアヴェンチュラも追いますが3頭の脚色はほぼ同じ。
なかなか差は縮まりません。
逆にアドマイヤセプターは直線半ばで脚がやや鈍ります。
結局そのままオールアズワンが先頭でゴールイン。
アヴェンチュラが最後追い詰めましたが3/4馬身届かず2着、アドマイヤセプターは3着という結果でした。
直線で▼6の加速が生じているので瞬発力が重要だったのは確かですが中盤がやや速く上がりが36.5秒と掛かったので底力も問われたレースだったと思われます。
勝ったオールアズワンは完勝の内容。
3頭の中では完成度が高かった&人気2頭に比べてコース適性が上という印象です。
最後底力が問われ人気2頭は牝馬でこちらは牡馬という要因もあったかもしれません。
暮れのラジオNIKKEIに行っても有力候補の一頭でしょう。
2着のアヴェンチュラは6月の阪神マイル戦からの参戦で、牝馬ということを考えれば良く対応できた方だと思います。
瞬発力は上々です。
3着のアドマイヤセプターは四位Jのコメントからも分かる通り若干気性に課題があります。
このレースを勝つだけが目標であれば行かせてもよかったのですが今回は「教育するレース」の一つだったかもしれません。
かなりの器だと思っているので今後に期待しましょう。
1着 オールアズワン 瞬1 平1 消0
2着 アヴェンチュラ 瞬1 平0 消0
3着 アドマイヤセプター 瞬1 平0 消0
(本命ドリパス)
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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2010年10月2日
新馬戦で7馬身差の圧勝で「大物登場」の予感漂うのがアドマイヤセプター。
父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴという超良血で血統的な後押しもある。
そのアドマイヤセプターが2戦目に選んだレースがこの札幌2歳Sでした。
過去にもロジユニヴァースやサクラプレジデントなどを輩出していてローカルといえども侮れない重賞といえるでしょう。
良血といえばもう一頭、アヴェンチュラ。
父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデーという血統。
兄姉にフサイチホウオー&トールポピーという良血でこちらも参戦してきました。
私のブログでこの2頭に関してはもう少し詳しく書いてあるので興味のある方はこちらへどうぞ。
1番人気:アドマイヤセプター
2番人気:アヴェンチュラ
3番人気:前走同舞台の未勝利戦を圧勝のオールアズワン
オッズ的には3強ですがアドマイヤセプターの単勝オッズが2倍を切らなかったのはちょっと意外でした。
12.5-11.6-12.0-12.0-12.9-12.3-12.5-11.9-12.1=1.49.8
(36.1-37.2-36.5) △2▼6△2 瞬発戦
前走のコスモス賞でも逃げたマイネルギブソンが今回もスタートダッシュ。
しかし、1200m→1500mと短距離で逃げたビービーマキシマスが1コーナーを回ったところでハナを奪いました。
テンの3Fは36.1秒で例年とあまり変わらない平均ペース。
注目のアドマイヤセプターは中団の8〜9番手のポジション。
アヴェンチュラはその隣で併走する形となりました。
オールアズワンは前から4番手と先行策、前走と同じ様な位置取りです。
逃げたビービーマキシマスは中盤に突入してもそれほどペースを落としません。
向正面で一旦緩みを入れますが中盤の3Fでは37.2秒とやや速めです。
そして勝負の上がりの3Fに入ります。
4コーナーに突入するとビービーマキシマスの脚が鈍り始めます。
ここで外から上がっていったのは人気3頭。
(特にオールアズワンの脚が際立って見えました。小回り向きかもしれませんね)
4コーナー回る時点ではオールアズワンは先団に取り付いていていつでも抜け出せる状態。
アドマイヤセプターとアヴェンチュラはその後方で直線差し切ろうという体勢。
直線に入ってゴーサイン、直ぐにオールアズワンが先頭に立ちます。
アドマイヤセプターとアヴェンチュラも追いますが3頭の脚色はほぼ同じ。
なかなか差は縮まりません。
逆にアドマイヤセプターは直線半ばで脚がやや鈍ります。
結局そのままオールアズワンが先頭でゴールイン。
アヴェンチュラが最後追い詰めましたが3/4馬身届かず2着、アドマイヤセプターは3着という結果でした。
直線で▼6の加速が生じているので瞬発力が重要だったのは確かですが中盤がやや速く上がりが36.5秒と掛かったので底力も問われたレースだったと思われます。
勝ったオールアズワンは完勝の内容。
3頭の中では完成度が高かった&人気2頭に比べてコース適性が上という印象です。
最後底力が問われ人気2頭は牝馬でこちらは牡馬という要因もあったかもしれません。
暮れのラジオNIKKEIに行っても有力候補の一頭でしょう。
2着のアヴェンチュラは6月の阪神マイル戦からの参戦で、牝馬ということを考えれば良く対応できた方だと思います。
瞬発力は上々です。
3着のアドマイヤセプターは四位Jのコメントからも分かる通り若干気性に課題があります。
このレースを勝つだけが目標であれば行かせてもよかったのですが今回は「教育するレース」の一つだったかもしれません。
かなりの器だと思っているので今後に期待しましょう。
1着 オールアズワン 瞬1 平1 消0
2着 アヴェンチュラ 瞬1 平0 消0
3着 アドマイヤセプター 瞬1 平0 消0
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