スワンS 予想全文
競馬最強の法則WEB ラップギア スワンS 予想全文
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今年は14頭立てながら、重賞勝ち馬が11頭。重賞勝ちのない(3)マイネルフォーグと(14)ファリダットも2度ずつの重賞連対経験を持ち、実績的に見劣りするのはオープン連対なしの(13)ダノンムローのみ。実績馬同士のガチンコ勝負であり、しかも逃げ馬、追い込み馬それぞれに個性的なメンバーがそろった印象だ。勝敗を分かつのは、実績か勢いか、それとも距離への適性か?
実績と言えばG1馬の2頭。2008年の高松宮記念を勝った(9)ファイングレインと、2009年のNHKマイルカップを勝った(4)ジョーカプチーノ。違いは高松宮記念が1200mのG1であるのに対し、NHKマイルカップは1600mG1である点か。
しかしその(4)ジョーカプチーノ、どうやら人気が無さそうだ。解らないことはない。1年5ヶ月ぶりの長期休養明け、しかも長期休養に入る前のレースでは、不良馬場を超える極悪馬場を大暴走しての大惨敗。その前のNHKマイルカップ勝ちなど吹き飛んでしまうぐらいのイメージの悪さだろう。
しかし、だからといって、それは(4)ジョーカプチーノが弱い、立て直せるはずがない、仕上がっていないと決めつける根拠にはならない。2009NHKマイルカップは10番人気での勝利でフロック視もされているが、その前にはG3を勝ってG2を3着、距離への対応、能力的にも上位のものを見せた上での、10番人気という人気がおかしかったのではないか。
まぁその2009NHKマイルカップは、別にハイペースでもないのにゲットフルマークスの大逃げ、結果的に前にいる馬だけで1、2、3着というヘンなレースだった。勝ったジョーカプチーノにしても例年のNHKマイルカップなら中団から抜け出し、3着前後が濃厚とも見える内容だったのだが、それならそれでもかまわない。そう仮定しても、それでも能力は一枚抜けていると見る。状態に関して特に悪い話は出ていないようなので、それなら臆すことは何もない。
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◎ジョーカプチーノはここも10番人気で3着。人によっては惜しくも何ともないと思われるかもしれないが、自分としては結構惜しかったと思う。ジョーカプチーノとしては4コーナー手前からアーリーロブストに並ばれる厳しい展開。
12.3-11.0-11.3-11.7-11.6-11.6-11.5
のラップタイムからジョーカプチーノが失速したわけではなく、一定のペースで逃げていたジョーカプチーノにアーリーロブストが無理に並びかけてきた形。その無理が祟ってアーリーロブストは直線大失速、それがなければジョーカプチーノは勝ち馬マルカフェニックスに対してもう少し抵抗できていたのでは?
いや、それでもラスト1ハロンは11秒5、着差は縮まっていても勝ち切るまでは難しかったか。レースレベルは100点満点中90点、勝ち馬のマルカフェニックスが強かった。デビュー以来32戦目にして、ベストパフォーマンスを大幅に更新したと断言できるぐらいに。
仮にアーリーロブストが競りかけていなければ、4コーナー手前11秒8で行けたと仮定して…
12.3-11.0-11.3-11.7-11.8-11.4-11.5
ジョーカプチーノがずっと先頭なら、こういう感じのラップタイムでマルカフェニックスと同タイムになる。うーん、それでもラスト1ハロン11秒5は難しいか。やっぱどう乗っても今回のマルカフェニックスには勝てなかったということだ。悔しいなぁ。
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今年は14頭立てながら、重賞勝ち馬が11頭。重賞勝ちのない(3)マイネルフォーグと(14)ファリダットも2度ずつの重賞連対経験を持ち、実績的に見劣りするのはオープン連対なしの(13)ダノンムローのみ。実績馬同士のガチンコ勝負であり、しかも逃げ馬、追い込み馬それぞれに個性的なメンバーがそろった印象だ。勝敗を分かつのは、実績か勢いか、それとも距離への適性か?
実績と言えばG1馬の2頭。2008年の高松宮記念を勝った(9)ファイングレインと、2009年のNHKマイルカップを勝った(4)ジョーカプチーノ。違いは高松宮記念が1200mのG1であるのに対し、NHKマイルカップは1600mG1である点か。
しかしその(4)ジョーカプチーノ、どうやら人気が無さそうだ。解らないことはない。1年5ヶ月ぶりの長期休養明け、しかも長期休養に入る前のレースでは、不良馬場を超える極悪馬場を大暴走しての大惨敗。その前のNHKマイルカップ勝ちなど吹き飛んでしまうぐらいのイメージの悪さだろう。
しかし、だからといって、それは(4)ジョーカプチーノが弱い、立て直せるはずがない、仕上がっていないと決めつける根拠にはならない。2009NHKマイルカップは10番人気での勝利でフロック視もされているが、その前にはG3を勝ってG2を3着、距離への対応、能力的にも上位のものを見せた上での、10番人気という人気がおかしかったのではないか。
まぁその2009NHKマイルカップは、別にハイペースでもないのにゲットフルマークスの大逃げ、結果的に前にいる馬だけで1、2、3着というヘンなレースだった。勝ったジョーカプチーノにしても例年のNHKマイルカップなら中団から抜け出し、3着前後が濃厚とも見える内容だったのだが、それならそれでもかまわない。そう仮定しても、それでも能力は一枚抜けていると見る。状態に関して特に悪い話は出ていないようなので、それなら臆すことは何もない。
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◎ジョーカプチーノはここも10番人気で3着。人によっては惜しくも何ともないと思われるかもしれないが、自分としては結構惜しかったと思う。ジョーカプチーノとしては4コーナー手前からアーリーロブストに並ばれる厳しい展開。
12.3-11.0-11.3-11.7-11.6-11.6-11.5
のラップタイムからジョーカプチーノが失速したわけではなく、一定のペースで逃げていたジョーカプチーノにアーリーロブストが無理に並びかけてきた形。その無理が祟ってアーリーロブストは直線大失速、それがなければジョーカプチーノは勝ち馬マルカフェニックスに対してもう少し抵抗できていたのでは?
いや、それでもラスト1ハロンは11秒5、着差は縮まっていても勝ち切るまでは難しかったか。レースレベルは100点満点中90点、勝ち馬のマルカフェニックスが強かった。デビュー以来32戦目にして、ベストパフォーマンスを大幅に更新したと断言できるぐらいに。
仮にアーリーロブストが競りかけていなければ、4コーナー手前11秒8で行けたと仮定して…
12.3-11.0-11.3-11.7-11.8-11.4-11.5
ジョーカプチーノがずっと先頭なら、こういう感じのラップタイムでマルカフェニックスと同タイムになる。うーん、それでもラスト1ハロン11秒5は難しいか。やっぱどう乗っても今回のマルカフェニックスには勝てなかったということだ。悔しいなぁ。
04:16│レース回顧