【札幌2歳S 考察】(本命ドリパス)
人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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【札幌2歳S 考察】
06年 36.3-37.8-35.6 =1.49.7 ▼3▼3△5 平坦戦
07年 36.6-37.4-37.9 =1.51.9 ▼1△4△2 平坦戦
08年 36.0-36.3-36.8 =1.49.1 ±0△3△2 消耗戦
09年 36.2-38.1-35.4 =1.49.7 ▼5▼4▼1 瞬発戦
10年 36.1-37.2-36.5 =1.49.8 △2▼6△2 瞬発戦
瞬発戦〜消耗戦まであって展開的には様々。
コース適性は【瞬3平5消2】なので傾向通りと言ってもいいかもしれません。
瞬発戦だった年の最大加速度は▼5〜▼6という程度でそれほど大きな加速は生じてはいません。
09年のラップギアが加速し続ける瞬発戦だったのは開催時期が1ヶ月早かったことと中盤がかなりスローだったことが要因だと思われます。
爆発的な瞬発力というのはそれほど必要ではないでしょう。
では過去の勝ち馬のラップギアを見てみましょう。
ナムラマース 【瞬0平3消2】
オリエンタルロック 【瞬1平0消0】
ロジユニヴァース 【瞬1平0消0】
サンディエゴシチー 【瞬1平1消0】
オールアズワン 【瞬1平1消0】
流石にキャリアの少ない2歳戦だけにラップギアだけでは絞り込めない印象です。
では(前走の)勝利したレースのラップの増減を見てみましょう。
ナムラマース ▼3△2▼1
オリエンタルロック ▼6△2△2
ロジユニヴァース ▼4▼5△5
サンディエゴシチー ▼1▼1▼1
オールアズワン ▼2▼1▼5
なんと5頭中3頭がラスト1Fで加速となったレースで勝利しています
ロジユニヴァースは連続した大きな加速で勝利していますがこれは最後に急坂がある阪神コースだったのが要因だと思われます。
ちょっとイレギュラーだと思われるのはオリエンタルロック。
そもそもこの07年だけ走破時計がかなり遅く4角11番手の追い込み馬が勝利しているという時点でそれ以外の年とはかなり違った内容のレースとなっています。
(単純にレースレベルがちょっと...という印象)
前走札幌コースでラスト1Fに▼のマークがある馬は特注でしょう。
今年のメンバーでは
ベストディール、マイネルロブスト、マカハ
の3頭が該当すると思います。
次点では
ニシノスタイル (同タイム2着)
クールスター (距離が1200m)
グランデッツァ (前走ではなく新馬戦2着時にマーク)
辺りでしょうか。
前走圧勝でマルセリーナの弟グランデッツァ、新馬→OPを連勝したゴールドシップ&マイネルロブストが人気になりそうですが私のオススメはベストディールです。
新馬戦のラップは
38.0-39.1-34.9 =1.52.0 ▼9▼5▼4 瞬発戦
で前半〜中盤が遅い上がりだけのレースですがラスト1Fが▼4というのはまだまだ余力がある証拠。
一気に時計を詰めることは可能でしょう。
スタートセンスが良くピッチ気味の走法は開催後半の荒れた札幌には持って来いだと思います。
将来的にはグランデッツァかもしれませんが今回はベストディールに◎です。
(本命ドリパス)
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見た感じもう1つ感想を付け加えさせてもらうと、ラスト1F加速組の中でも、ラスト3F目の加速が少ない組が良さそうな感。それは単純に、緩いペースより締まったペースでそういう動きのできる馬の方が強いということで、たぶん10年以上さかのぼっても変わらない傾向です。今年はアレですかねー。 (岡村)
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06年 36.3-37.8-35.6 =1.49.7 ▼3▼3△5 平坦戦
07年 36.6-37.4-37.9 =1.51.9 ▼1△4△2 平坦戦
08年 36.0-36.3-36.8 =1.49.1 ±0△3△2 消耗戦
09年 36.2-38.1-35.4 =1.49.7 ▼5▼4▼1 瞬発戦
10年 36.1-37.2-36.5 =1.49.8 △2▼6△2 瞬発戦
瞬発戦〜消耗戦まであって展開的には様々。
コース適性は【瞬3平5消2】なので傾向通りと言ってもいいかもしれません。
瞬発戦だった年の最大加速度は▼5〜▼6という程度でそれほど大きな加速は生じてはいません。
09年のラップギアが加速し続ける瞬発戦だったのは開催時期が1ヶ月早かったことと中盤がかなりスローだったことが要因だと思われます。
爆発的な瞬発力というのはそれほど必要ではないでしょう。
では過去の勝ち馬のラップギアを見てみましょう。
ナムラマース 【瞬0平3消2】
オリエンタルロック 【瞬1平0消0】
ロジユニヴァース 【瞬1平0消0】
サンディエゴシチー 【瞬1平1消0】
オールアズワン 【瞬1平1消0】
流石にキャリアの少ない2歳戦だけにラップギアだけでは絞り込めない印象です。
では(前走の)勝利したレースのラップの増減を見てみましょう。
ナムラマース ▼3△2▼1
オリエンタルロック ▼6△2△2
ロジユニヴァース ▼4▼5△5
サンディエゴシチー ▼1▼1▼1
オールアズワン ▼2▼1▼5
なんと5頭中3頭がラスト1Fで加速となったレースで勝利しています
ロジユニヴァースは連続した大きな加速で勝利していますがこれは最後に急坂がある阪神コースだったのが要因だと思われます。
ちょっとイレギュラーだと思われるのはオリエンタルロック。
そもそもこの07年だけ走破時計がかなり遅く4角11番手の追い込み馬が勝利しているという時点でそれ以外の年とはかなり違った内容のレースとなっています。
(単純にレースレベルがちょっと...という印象)
前走札幌コースでラスト1Fに▼のマークがある馬は特注でしょう。
今年のメンバーでは
ベストディール、マイネルロブスト、マカハ
の3頭が該当すると思います。
次点では
ニシノスタイル (同タイム2着)
クールスター (距離が1200m)
グランデッツァ (前走ではなく新馬戦2着時にマーク)
辺りでしょうか。
前走圧勝でマルセリーナの弟グランデッツァ、新馬→OPを連勝したゴールドシップ&マイネルロブストが人気になりそうですが私のオススメはベストディールです。
新馬戦のラップは
38.0-39.1-34.9 =1.52.0 ▼9▼5▼4 瞬発戦
で前半〜中盤が遅い上がりだけのレースですがラスト1Fが▼4というのはまだまだ余力がある証拠。
一気に時計を詰めることは可能でしょう。
スタートセンスが良くピッチ気味の走法は開催後半の荒れた札幌には持って来いだと思います。
将来的にはグランデッツァかもしれませんが今回はベストディールに◎です。
(本命ドリパス)
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見た感じもう1つ感想を付け加えさせてもらうと、ラスト1F加速組の中でも、ラスト3F目の加速が少ない組が良さそうな感。それは単純に、緩いペースより締まったペースでそういう動きのできる馬の方が強いということで、たぶん10年以上さかのぼっても変わらない傾向です。今年はアレですかねー。 (岡村)
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