◆2012 スワンS予想より、一部抜粋
競馬最強の法則WEB ラップギア スワンS予想より、一部抜粋
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(前略)
(9)レオアクティブと言えば、もう1つ話題になるのは前走のレコード勝ち。京成杯AH、芝1600m1分30秒7は、従来の1分31秒3を0秒6も上回る驚異的な日本レコードだった。
1400m地点の通過タイム1分18秒9は、2002年マグナーテンの1分19秒0を超え、それがそのまま1400mの日本レコードにも相当する。芝1400mの日本レコードホルダー(仮)が芝1400mに出てくるのだから人気になるのも当然か。
ただラップギア的に言うと、消耗戦での追い込みレコードは頂けない。要は前がハイペースで引っ張ったことがレコードの要因であり、(9)レオアクティブ自身はレコードをつくった要因にほとんど関与していないからだ。
先の「1400m地点の通過タイム1分18秒9」は、その京成杯AHで逃げた(4)ゼロスが記録したものであり、実際のところ1400m地点でも先頭は、(9)レオアクティブではなく(4)ゼロスだった。ゆえに、「1400m地点の通過タイム1分18秒9」を推奨理由とするなら、(9)レオアクティブの上に(4)ゼロスが来なきゃおかしいのだ。
あと、まぁオープン特別と重賞を連勝中とはいえ、京成杯AHでの(9)レオアクティブは最内を突いての追い込み。恵まれたと言えば、かなり恵まれたと思う。それを割り引いて考えると、それ以前の(9)レオアクティブの成績、さらなる相手強化、それでも1番人気に値するものか?
そういうことで(9)レオアクティブの人気には懐疑的なのだが、代わって急上昇と言えるのが(15)グランプリボス。前走毎日王冠は謎の14番人気、単勝84.9倍だった。「G1・安田記念の2着馬」が次走単勝84.9倍なんて前代未聞。たとえ(次走が)宝塚記念などのG1であってもせいぜい40〜50倍。単勝84.9倍なんて今までに見たことがない。
つまりは、それぐらい仕上がり状態が悪かったということだったのだろう。それでも6着に来ている辺りが(15)グランプリボスの地力というものだし、今回は一転しての単勝7〜8倍見当。これはもう状態面に問題なしと言っているようなものではないか。
実績的には首位のG1・2勝馬であり、ラップギア適性値もコース「瞬2平6消2」に対しての「瞬2平4消0」と文句なし。加えて、1600mでのG1・2勝馬だがむしろ1400mのほうが好成績。この馬にとって外枠が良くはないのは承知の上で、そこに目をつぶってでも狙う価値がある。
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12.4-11.2-11.6-11.5-11.0-11.2-11.6 ラップギア▼5△2△4
3番人気グランプリボスは、特に目新しいこともなく、G1に繋がるような内容ではなかったものの、地力の違いを見せた形での完勝。レオアクティブはどっちにしても前に行けないのなら、開き直って1200mに行くべきかね。あまり言われないけど、末脚の破壊力が能力だというのなら、好位をキープできるもの能力の1つだから。
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