◆2012 カペラS予想より、一部抜粋
競馬最強の法則WEB ラップギア カペラS予想より、一部抜粋
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2000年まで「東京ダート1200m」で施行されていた1月下旬の根岸ステークスが1400mとなり、1997年から「中山ダート1200m」で施行されていた1月上旬のカーネットSも、2008年を最後に廃止。
ダート1200m重賞はそれなりに需要があると思うのだが、現在この条件の重賞は、このカペラSだけとなっている。G1が2つもある芝1200mに比べると、その冷遇ぶりが際立つというものだろう。
中山ダート1200mはラップギア、コース適性値「瞬0平1消9」のド消耗コースだが、重賞くらいになるとそうもいかず、平坦適性も重要になってくる。実際、カペラSの過去4年は消耗、平坦、消耗、平坦戦決着だ。そういった点、「瞬0平3消6」の(3)スリーボストンは厳しいかと思う。
「瞬6平4消2」の(5)エーシンウェズンはさすがに行き過ぎだが(ダートに限っても「瞬2平2消0」)、「瞬1平5消3」の(9)シルクフォーチュンや「瞬4平6消4」(15)ティアップワイルド辺りは流れにフィットしそう。特に1年半ぶりの1200m戦出走となる(9)シルクフォーチュンには注目しておきたい。
前述のとおりダートの重賞クラスでは1200m重賞がこのカペラSしかなく、やむなく1400mや1600mを使われていた馬だが、元はと言えば500万下、1000万下、1000万下、16000万下と追い込み4連勝はすべて1200mだった馬。
久々に適条件を走ることになるとも考えられ、それでいて4番人気前後なら十分にお買い得。瞬発力のない馬は、どうせ前に行けないのなら、流れが速ければ速いほど良いはず。久々に、この馬の物凄い追い込みを見てみたい!
(後略)
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◎シルクフォーチュンは後方から大外を追い込んでの快勝。2着も▲エーシンウェズン。このカペラSは2年前に◎セイクリムズンから3連単21万馬券、前年も◎ティアップワイルドからの3連複万馬券をGETしている好相性のレースだ。
ここは相手関係というよりも、距離的な面が大きかったのだと思う。たとえば芝で1200mの馬が1400mや1600mばかりを使われていたら、もっと議論になっていたはず。それに加えて1年に1度しかないダート1200mの重賞。だからこそシルクフォーチュンは人気の盲点ぽくなったのだろう。
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