December 2008
大晦日
前日の願いが通じたのか、日曜は瞬発指数1位馬
37戦【9-3-6-19】
連対率32% 単勝回収率153%
でした。
http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/
日曜中京03R 単勝22.3倍 オシャレキング
日曜中京11R 単勝17.8倍 エーティーボス
など。
しかしもう年も終わるというのに、今日食べたものはポテトチップスだけ。なぜだ?!
37戦【9-3-6-19】
連対率32% 単勝回収率153%
でした。
http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/
日曜中京03R 単勝22.3倍 オシャレキング
日曜中京11R 単勝17.8倍 エーティーボス
など。
しかしもう年も終わるというのに、今日食べたものはポテトチップスだけ。なぜだ?!
23:32
瞬発指数と1番人気
JC1位のディープスカイ負けちゃったし、JCダートも1位のヴァーミリアン負けちゃったし、この1ヶ月、重賞でまったくいいところのない瞬発指数1位馬。言い換えればこの1ヶ月、武蔵野SからJCまで1番人気馬が11連敗だったりもしたワケですけどね。瞬発指数とか意味ねーよって思います? いやいや、しかし瞬発指数1位と、そうでない馬が1番人気になった場合の成績比較。
■瞬発指数1位の馬が1番人気になった場合の成績
勝率38.7% 連対率58.3% 単勝回収率83%
■瞬発指数2位以下の馬が1番人気になった場合の成績
勝率28.4% 連対率47.1% 単勝回収率69%
これぐらいの差は出ます。瞬発指数2位以下の1番人気は、買ってはいけないレベルの回収率ですね。どんな買い方をしても、どんなに絞っても、回収率60%台というのは儲けを出すには絶望的な数字だと思われます。まぁそれ以前に、回収率を重視するなら1番人気を買ってはいけないワケですが。回収率ってモノは、4〜6番人気辺りで稼ぐものです。
ちなみに1番人気馬の平均的な成績は下記のような感じ。
勝率32.9% 連対率52.1% 単勝回収率75%
大多数の人が一番強いだろうと思ってる馬でさえ、3回に1回も勝てないんですよ。これってつまり常識的に考えれば 「当たるほうがオカシイ、変だ」 って話では?(笑) 競馬は多数決で決まるものではないという話。通常の2倍ぐらいの的中率で10〜15倍の単勝が取れるなら、回収率的にも、投資機会数的にも、多分それが最強の馬券術になるはずです。
■瞬発指数1位の馬が1番人気になった場合の成績
勝率38.7% 連対率58.3% 単勝回収率83%
■瞬発指数2位以下の馬が1番人気になった場合の成績
勝率28.4% 連対率47.1% 単勝回収率69%
これぐらいの差は出ます。瞬発指数2位以下の1番人気は、買ってはいけないレベルの回収率ですね。どんな買い方をしても、どんなに絞っても、回収率60%台というのは儲けを出すには絶望的な数字だと思われます。まぁそれ以前に、回収率を重視するなら1番人気を買ってはいけないワケですが。回収率ってモノは、4〜6番人気辺りで稼ぐものです。
ちなみに1番人気馬の平均的な成績は下記のような感じ。
勝率32.9% 連対率52.1% 単勝回収率75%
大多数の人が一番強いだろうと思ってる馬でさえ、3回に1回も勝てないんですよ。これってつまり常識的に考えれば 「当たるほうがオカシイ、変だ」 って話では?(笑) 競馬は多数決で決まるものではないという話。通常の2倍ぐらいの的中率で10〜15倍の単勝が取れるなら、回収率的にも、投資機会数的にも、多分それが最強の馬券術になるはずです。
23:56
JCダート回顧 緩ニ休マズ 急ニ急ク
JCダートは「瞬4平5消1」のコース適性値に対し、ラップギア適性値「瞬7平0消1」のヴァーミリアンが1番人気で3着に敗れ、「瞬3平4消0」のカネヒキリと「瞬4平7消1」のメイショウトウコンが1、2着に来て一応は面目躍如。
カネヒキリはどう考えても外2頭(メイショウトウコン&ヴァーミリアン)が有利なゴール前、内から単騎で伸びて凌ぎきった地力の高さは素晴らしい。しかし単勝9.8倍。盲点といえば盲点だが、あれだけの長期休養、人気になりすぎと言われればそのようにも思えるところ。
2008JCダート ラップタイム
12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12.0-12.1-12.5
◎サクセスブロッケン「瞬1平2消1」はスタート後200m地点では中団だったのに、400m地点では2番手に。スタートが今ひとつだった割に2ハロン目11秒2のところで無理をしたのが最後に響いたか。この馬自身は1ハロンを10秒8ぐらいで走っていたのでは?
しかも1〜2コーナーに入った途端、先頭のティンカップチャリスが13秒1に急減速し(これはなかなか見られないほどの急減速)、押し出されるようにハナへ。さらに3〜4コーナーではそのティンカップチャリスがプレッシャーをかけ続け、それを振り切って直線に向いた後はカネヒキリが横並びでプレッシャーを。
さすがに残り200mで力尽きてしまったのだが、流れが緩んだところで休めず、流れが厳しくなったところでさらに厳しい競馬になってしまった。そう考えると8着とは言え、ラスト200mまで先頭だったことに価値はあると思う。
カネヒキリはどう考えても外2頭(メイショウトウコン&ヴァーミリアン)が有利なゴール前、内から単騎で伸びて凌ぎきった地力の高さは素晴らしい。しかし単勝9.8倍。盲点といえば盲点だが、あれだけの長期休養、人気になりすぎと言われればそのようにも思えるところ。
2008JCダート ラップタイム
12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12.0-12.1-12.5
◎サクセスブロッケン「瞬1平2消1」はスタート後200m地点では中団だったのに、400m地点では2番手に。スタートが今ひとつだった割に2ハロン目11秒2のところで無理をしたのが最後に響いたか。この馬自身は1ハロンを10秒8ぐらいで走っていたのでは?
しかも1〜2コーナーに入った途端、先頭のティンカップチャリスが13秒1に急減速し(これはなかなか見られないほどの急減速)、押し出されるようにハナへ。さらに3〜4コーナーではそのティンカップチャリスがプレッシャーをかけ続け、それを振り切って直線に向いた後はカネヒキリが横並びでプレッシャーを。
さすがに残り200mで力尽きてしまったのだが、流れが緩んだところで休めず、流れが厳しくなったところでさらに厳しい競馬になってしまった。そう考えると8着とは言え、ラスト200mまで先頭だったことに価値はあると思う。
00:02
ジャパンカップ回顧 スクリーンヒーローの未来
ディープスカイ完敗、ラップギアも完敗。あの展開、あのペースと位置取りでディープスカイがスクリーンヒーローを差せなかったのは結構ショッキングな出来事だった。レースが終わった今でも信じられない。たとえ未来からきた自分がJCはスクリーンヒーローだよって言っても「いや、それだけはナイ」なんて信じはしなかっただろう。
今までの条件戦の勝ちっぷりにも特に見どころはなく、連勝続きならまだしも、復帰後も1000万下を辛勝したものの、オープン特別と準オープンは2着。その後にアルゼンチン共和国杯を勝ったとは言え特筆するべき箇所もなく、むしろ53kgの軽ハンデ。たとえ生涯最高の走りを見せてもこのジャパンカップではまったく話にならない、そんなレベルの馬だと思っていた。
ラップギア適性値を見ても「瞬3平6消0」の平坦型。中山での有馬記念で突っ込んでくるならまだしも、瞬発力勝負の東京で、実際に瞬発力勝負になってこの勝ちっぷりは何なんだろう??? デムーロ・マジックという以外の言葉が見つからない。
2008 ジャパンカップ ラップタイム
12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9
ラップギア「▼7 △1 △6」
それでは勝てるはずのないスクリーンヒーローが勝ったこのジャパンカップ、低レベルのレースだったのだろうか? いやいや、それがそうでもないように思う。ハイレベルとは言えないまでも、通常JCと何ら変わりのない、胸を張れるレベルのレースだったように見える。前半は超スローで流れたものの、後半はずっと息の入らない流れ。これはこれで厳しい流れだったと考えるからだ。それでいて、勝負どころでは▼7の瞬発力。
この地点で一旦先頭に立ったマツリダゴッホはさすがだと言えるし、そのマツリダゴッホに完全に置かれながら最後は差しきったウオッカも相当なもの。そして、それらをまとめて交したのがディープスカイとスクリーンヒーローだった。こうやって振り返ってみても、やっぱりスクリーンヒーローは異質。結果を見てもこのメンバー、この流れで勝てるなんてとても思えない。
いや、たしかに穴馬がG1を勝つ時は低レベル戦の可能性が高い。パッと思いつくところでは、デルタブルースの菊花賞、タムロチェリー、ショウナンパントル、テイエムプリキュア辺りの阪神JFなんかは即座に低レベル戦と判断できていた。このスクリーンヒーローのJCも「ありえなさ加減」では前記4頭にもヒケを取らないのだが、少なくともこのジャパンカップのラップタイムから「低レベル戦だった」と断ずることはできない。そして、こういう流れでしか好走できない特殊な馬というワケでもない。
しかし戦跡を見ると、スクリーンヒーローは条件馬時代からタップダンスシチーのように果敢に格上挑戦を繰り返していた。陣営はこの馬の能力に余程の自信があったのだろうか? もしかすると、来春の主役はオウケンブルースリではなくスクリーンヒーローということになるかも知れない。現状、能力は五分、適性は類似。しかしレースの上手さはスクリーンヒーローのほうが明らかに上だからだ。
今までの条件戦の勝ちっぷりにも特に見どころはなく、連勝続きならまだしも、復帰後も1000万下を辛勝したものの、オープン特別と準オープンは2着。その後にアルゼンチン共和国杯を勝ったとは言え特筆するべき箇所もなく、むしろ53kgの軽ハンデ。たとえ生涯最高の走りを見せてもこのジャパンカップではまったく話にならない、そんなレベルの馬だと思っていた。
ラップギア適性値を見ても「瞬3平6消0」の平坦型。中山での有馬記念で突っ込んでくるならまだしも、瞬発力勝負の東京で、実際に瞬発力勝負になってこの勝ちっぷりは何なんだろう??? デムーロ・マジックという以外の言葉が見つからない。
2008 ジャパンカップ ラップタイム
12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9
ラップギア「▼7 △1 △6」
それでは勝てるはずのないスクリーンヒーローが勝ったこのジャパンカップ、低レベルのレースだったのだろうか? いやいや、それがそうでもないように思う。ハイレベルとは言えないまでも、通常JCと何ら変わりのない、胸を張れるレベルのレースだったように見える。前半は超スローで流れたものの、後半はずっと息の入らない流れ。これはこれで厳しい流れだったと考えるからだ。それでいて、勝負どころでは▼7の瞬発力。
この地点で一旦先頭に立ったマツリダゴッホはさすがだと言えるし、そのマツリダゴッホに完全に置かれながら最後は差しきったウオッカも相当なもの。そして、それらをまとめて交したのがディープスカイとスクリーンヒーローだった。こうやって振り返ってみても、やっぱりスクリーンヒーローは異質。結果を見てもこのメンバー、この流れで勝てるなんてとても思えない。
いや、たしかに穴馬がG1を勝つ時は低レベル戦の可能性が高い。パッと思いつくところでは、デルタブルースの菊花賞、タムロチェリー、ショウナンパントル、テイエムプリキュア辺りの阪神JFなんかは即座に低レベル戦と判断できていた。このスクリーンヒーローのJCも「ありえなさ加減」では前記4頭にもヒケを取らないのだが、少なくともこのジャパンカップのラップタイムから「低レベル戦だった」と断ずることはできない。そして、こういう流れでしか好走できない特殊な馬というワケでもない。
しかし戦跡を見ると、スクリーンヒーローは条件馬時代からタップダンスシチーのように果敢に格上挑戦を繰り返していた。陣営はこの馬の能力に余程の自信があったのだろうか? もしかすると、来春の主役はオウケンブルースリではなくスクリーンヒーローということになるかも知れない。現状、能力は五分、適性は類似。しかしレースの上手さはスクリーンヒーローのほうが明らかに上だからだ。
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