February 2012

◆【中京競馬場ラップギア予想】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)

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【中京競馬場ラップギア予想】

今週から中京競馬場がリニューアルオープンしますがラップギアを使っている方はコース別ラップギアが不明となるのでかなり困ることになるのではないでしょうか。
コース別ラップギアはコースレイアウトから来るものなのである程度推測は出来ると思っています。
今回は私なりにコース別のラップギアを予想してみました。
もちろん正解かどうかは分かりませんが一応根拠はあります。
私のブログではその一部を書いたので参考にしてみてください。
こちら
正解は1〜2年経たないと分からないのでそこがちょっとつらいところですね。

【コース別ラップギア予想】

芝1200m 【瞬3平5消2】
芝1400m 【瞬6平3消1】
芝1600m 【瞬8平2消0】
芝2000m 【瞬8平2消0】
芝2200m 【瞬7平3消0】

ダ1200m 【瞬1平6消3】
ダ1400m 【瞬2平6消2】
ダ1800m 【瞬4平5消1】
ダ1900m 【瞬4平5消1】

ラップギア的に一番の注目コースは芝1200mだと思います。
1200mなのに直線が長いコースは他の競馬場にはないものです。
東京芝1400mコース【瞬6平3消1】が近いコースだと思いますが距離が1400mということもあってスプリンターだけではなくマイラーも多く出走してきます。
そうなると(直線が長いこともあって)ペースが緩むため【瞬6平3消1】という瞬発コースになります。

一方、中京芝1200mコースの場合は距離が1200mなのでスプリンターの出走が多くマイラーの出走は少ないでしょう。
芝1400m、芝1600mが新設されているので尚更だと思います。
ペースが速くなるので東京芝1400mコースを消耗戦寄りにシフトして【瞬3平5消2】になるのではないかと予想しました。
但し、レース数を重ね「バリバリのスプリンターではこのコースは合わないな」と感じてくるとスプリンターの出走が減少しマイラーの出走が増加することになれば【瞬4平5消1】ぐらいに変わってくるかもしれません。
逆に考えるとリニューアル当初はバリバリのスプリンターばかり出走することになって【瞬3平5消2】ではなく【瞬1平6消3】ぐらいになっても不思議はないとは思います。

信じる信じないは皆様次第ですがどうしたらいいのか分からない状況であればとりあえず参考にしてみて下さい。

(本命ドリパス)

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 22:53

◆【すみれS 考察】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)

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【すみれS 考察】

07年 37.0-63.7-34.3 =2.15.0 ▼ 9△2△3 瞬発戦
08年 36.3-64.0-35.1 =2.15.4 ▼11▼3△6 瞬発戦
09年 36.4-66.1-35.1 =2.17.6 ▼ 8▼3△6 瞬発戦
10年 36.3-66.7-35.2 =2.18.2 ▼ 7▼7△3 瞬発戦
11年 36.3-63.3-35.4 =2.15.0 ▼ 3▼6△6 瞬発戦

簡単に言えばスローの瞬発戦。
毎年少頭数でOPクラスでは初の2000mを越えるレースなのでスローペースになりやすい。
特に中盤は緩く流れる傾向にあります。
近年このレースから出世した馬があまり出てないのはこの中盤の緩さにあると思います。
これが外回りコースになって今より瞬発力が問われることになればダービーでという可能性はありますが、内回りなのにスローというのがなかなかクラシックには繋がらないということでしょう。
ちなみに同じ阪神内回りの中距離戦である若葉Sでは中盤がすみれSよりも速くなり平坦戦になりやすくなっています。
その辺りが皐月賞で好走出来る要因だと思います。

では勝ち馬のラップギアとその増減を見てみましょう。

アルナスライン   【瞬1平1消0】▼2▼1±0 △5▼8△2
キングスエンブレム 【瞬2平0消0】▼6▼9△2 ▼5▼3△5
トップクリフォード 【瞬0平1消0】▼3▼2▼2
レッドスパークル  【瞬2平0消0】▼5▼1▼2 △1△4▼7
ロッカヴェラーノ  【瞬0平1消0】△4±0▼1

アーリントンCの考察と同様で瞬発戦にはなってもあまり大きな加速が生じていないレースで勝ち負けしてきた馬ということがいえそうです。
それもそのはず、上記の馬達が連対した全てのレースが小回り(内回り)の中距離コースなのです。
結局このレースは小回り中距離戦での実績が重要なのかもしれません。

今年は例年以上に頭数が少なく僅か8頭となっています。
小回り中距離戦で連対経験のある馬は
クランモンタナ、ダノンゴールド、ニューダイナスティ、メイショウデビッド
の4頭です。
おそらく1番人気になるであろうベールドインパクトですが馬券になった近3走は全て外回りコース。
なので無印と行きたいところですが流石に他のメンバーに比べると実績では1枚上なのでそうもいかないでしょう。
前々走の未勝利戦ではスローの流れを3〜4コーナー大マクリで勝利しているので決してコーナーワークが下手という感じはしません。
血統的にもコイウタ(父フジキセキ)の半弟になるのですがコイウタといえばヴィクトリアMでの激走が印象深いと思いますが中山でも好走率も高く小回りOKの馬でした。
やっぱりディープ産駒3頭の争いなのかなという印象ですがダノンゴールドも妙味ありとみますが、はたして。

(本命ドリパス)

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 04:35

◆【アーリントンC 考察】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)

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【アーリントンC 考察】

07年 35.5-23.4-35.0 =1.33.9 ▼6△2△ 7 瞬発戦
08年 35.2-23.2-36.2 =1.34.6 ±0▼4△19 平坦戦
09年 34.8-24.4-36.4 =1.35.6 ▼3▼3△ 7 平坦戦
10年 36.3-23.3-35.2 =1.34.8 ▼1△3△13 平坦戦
11年 35.4-23.7-35.1 =1.34.2 ▼3▼3△12 平坦戦

阪神芝16コースは【瞬8平2消0】という瞬発コースなのですがアーリントンCではどうやら傾向が違うようです。
4度も平坦戦が続くと流石に偶然ではすまされなくなってきました。
そもそもこのレースの位置づけが非常に微妙。
3歳限定戦ですが次週からはチューリップ賞やフィリーズR、弥生賞といったトライアルが始まります。
つまりこのレースに照準をあわせてという馬は少なく
・トライアルではちょっと力不足と感じている
・同厩舎でレースを使い分けるため
の2パターンが多いのではないかと思います。
そして前者の多くは瞬発力が足りない馬でしょう。
瞬発力が足りない馬の多くが取る戦法といえば…やっぱり「前」ですね。
それが開幕週開催と重なることによって中盤であまり溜めを作る展開にはならず平坦戦になりやすいということだと思います。

では勝ち馬のラップギアとその増減を見てみましょう。

トーセンキャプテン 【瞬1平1消0】±0▼6▼ 1 ▼2▼4± 0
ダンツキッスイ   【瞬1平1消1】▼4▼1△ 8 ▼5▼3△10 ▼1△ 2△6
ダブルウェッジ   【瞬1平4消0】▼1▼1△ 6 △1▼3△ 7 △4▼11△3
コスモセンサー   【瞬1平0消1】▼6▼4△16 △3△4△ 7
ノーザンリバー   【瞬1平2消0】▼7▼6▼ 1 △4△1▼ 4 ▼3▼ 2±0

全ての馬に瞬発戦の連対経験がある一方全ての馬に瞬発戦以外の連対経験もあるという傾向です。
平坦戦が連続で続いている様にやはり平坦戦は重要でコスモセンサー以外の馬には平坦戦の連対経験がありました。
瞬発戦での結果を見ても▼10以上の加速があるのはダブルウェッジぐらいというのも特徴的でしょう。

前走のレース展開別成績

瞬発戦 0-4-5-26 勝率 0.0% 連対率11.4% 複勝率25.7%
平坦戦 5-1-0-17 勝率21.7% 連対率26.1% 複勝率26.1%
消耗戦 0-0-0-10 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%

前走を見ても平坦戦だった馬が5勝となっていてもうこのレースで狙うべきは「平坦戦」ということがいえるのではないでしょうか。

その他のファクターで偏りが見られたのは以下の2つ。
・前走1400mが4勝、1600mが1勝
・前走4角5番手以内が5勝

今年のメンバーではオリービン、ジャスタウェイ、ダローネガ辺りが人気になりそうですがどうも過去の傾向からすれば不安あり。
ヴィンテージイヤー【瞬2平2消1】が穴で狙い目。
前に付けれるようになった今なら勝負可能かも。
使い詰めなローテが気に掛かるとことではあるが。

(本命ドリパス)

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 19:37

◆フェブラリーS 2012 回顧

競馬最強の法則WEB ラップギア フェブラリーS予想より、一部抜粋

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この競馬ができるなら。

(10)ワンダーアキュートが逃げて勝った2009年武蔵野Sの前半3ハロン34秒6は、例年のフェブラリーSとほぼ同じペース。別に今回は逃げなくても良い。中団より前、できれば4角3番手に位置取ることができていれば、あとは2011JCダートで見せた強靭な末脚。(10)ワンダーアキュートが先行できるなら、おそらくそれより前で競馬をする(15)トランセンドだが、今回はそれを捉える場面を見せてくれるものと思う。

穴馬としては(16)テスタマッタや(2)タガノロックオン辺りが面白いと思ったのだが、(15)トランセンドや(9)エスポワールシチーも無印にはできない状況、そうなると配当的な妙味は薄く、ここは(10)ワンダーアキュートの単勝一本で勝負してみたい。

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◆レース回顧

前半3ハロンは34秒7で、ワンダーアキュートは4角8番手。レースが終わった瞬間は、もうちょっと前に位置取れていれば……と考えた。しかし仮に4角3番手でも、今回のテスタマッタには敵わなかったか? ワンダーアキュートがトランセンドの位置にいたとして、4角での差は3馬身。そしてワンダーアキュートとテスタマッタの最終的な着差は2馬身ほど。うーん、ギリギリか? ……など。

直線なかば、ワンダーアキュートがトランセンドとダノンカモンを捉えたと思った次の瞬間、その外から全然違う脚色でテスタマッタだもんな。穴馬として面白いと思っていた単勝24.3倍テスタマッタだが、正直、これほど鮮やかに突き抜けるとは思っていなかった。

しかし終わってみれば先行馬最先着は7着のトランセンド。そんなに速い流れ、厳しいラップでもなかったと思うのだが、先行馬総崩れでの4角後方待機馬が1着、2着。……ということは、仮にワンダーアキュートが4角3番手に位置取っていても勝ち目は薄かったのだろう。

予想結果としては完敗だが、単勝1.5倍のトランセンドは先行馬としては最先着。中団から一番伸びたのは◎の3着ワンダーアキュートで、展開も味方したと思われる穴馬筆頭テスタマッタが後方から1着。そう考えると、そう不可解なレースだったとも言えないか。

フェブラリーS 2012
12.2-10.9-11.6-11.9-12.1-12.4-12.0-12.3   ラップギア△3▼4△3

このペース、このラップタイムで、中団も含めた先行馬が総崩れになったのが謎 というだけで。いやホント謎なんだけど。

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 05:55

◆【ダイヤモンドS 考察】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)

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【ダイヤモンドS 考察】

07年 36.5-76.2-62.8-35.1 =3.30.6 ▼9△6△ 6 瞬発戦
08年 38.1-77.3-62.3-35.9 =3.33.6 ▼4▼1△ 7 平坦戦
09年 36.2-73.5-62.6-37.1 =3.29.4 ▼1±0△14 平坦戦
10年 37.8-77.1-61.8-35.9 =3.32.6 ▼9△9△ 5 瞬発戦
11年 38.1-75.1-63.4-35.3 =3.31.9 ▼9△6△ 2 瞬発戦

3400mのマラソンレースなので展開的にはバラバラになるのは当然です。
だからこそ(上がりの増減に注目した)ラップギアから傾向を探るという方法は最良とは言わないまでの良い方法だと思います。
過去5年のレース傾向を見てみると
・比較的大きな加速が生じその後は減速する瞬発戦
・2Fに渡ってジリジリ伸びる平坦戦
の2パターンが存在します。

過去の勝ち馬のラップギアを見てみましょう。

トウカイトリック  【瞬5平4消0】
アドマイヤモナーク 【瞬5平6消3】
モンテクリスエス  【瞬5平3消0】
フォゲッタブル   【瞬4平2消0】
コスモメドウ    【瞬1平4消0】

コスモメドウだけが瞬発戦実績が足りない馬ですが、瞬発戦&平坦戦の両方の実績馬というのがポイントとなるでしょうか。
そのコスモメドウですが唯一の瞬発戦実績は前走の万葉S1着で長距離OPクラスレースの瞬発戦と比較的近いレース内容になったのが大きかったかもしれません。

上記5頭の共通項目は以下の通り。
・3000m以上のレースでの連対経験あり(4頭/5頭中)
・前走の距離は2400m以上(5頭)
・今回斤量増の馬(4頭)
・前走の上がり2位以内(4頭)
・前走の着順が2位以内(4頭)
という感じになっていてこれをまとめると「近走調子が良く、長距離実績があり、上がりがしっかり使える馬」が有利といえるでしょう。

今年の出走メンバーで最も上記の条件をクリアしているのはマイネルキッツ。
マイネルキッツのラップギアは【瞬11平4消1】となっていて若干瞬発戦寄りになってはいますがフォゲッタブルも【瞬4平2消0】で勝利しているので問題はないでしょう。
というかコース適性は【瞬8平2消0】なのでむしろいいのかも。
松岡Jが復帰後いきなり重賞制覇となるのか注目。

(本命ドリパス)

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 06:17

◆2012 京都記念予想より、一部抜粋

競馬最強の法則WEB ラップギア 京都記念予想より、一部抜粋

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昨秋の天皇賞(秋)2着で、瞬く間に頂点に王手をかけた(1)ダークシャドウ。ただ、大阪杯2着にしても天皇賞(秋)2着にしても、ハイペース、淀みのない流れでの好走。勝ち鞍はすべて2000m以下で、実は2200m以上では3戦未勝利。勢いのある実績馬とはいえ死角がないわけではない。

瞬発指数1位の(9)ヒルノダムールは、「瞬3平6消0」のラップギア適性値で、ハイペース大阪杯と18頭立て3200mの天皇賞(春)を優勝。他は勝ち切れないレースが続いており、これを見るといくら「瞬5平5消0」の京都芝2200mとは言え、通常の流れなら切れ負けの心配が出てきてしまう。もっとハイペースなら、もっと多頭数ならと思わせる辺り、G2よりG1向きということか。

勝ち馬のイメージとしては、先行から先に抜け出せる馬。そう考えるとそれは(1)ダークシャドウでも(9)ヒルノダムールでも(4)トーセンラーでもなく、(3)トレイルブレイザーか、それとも(7)ウインバリアシオンのマクリか。(7)ウインバリアシオンは日本ダービー、神戸新聞杯から1走ごとにパフォーマンスを落としている現状、ジャパンカップでも実際に同馬に先着した(3)トレイルブレイザーのほうを狙ってみたい。

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想定通りの展開で想定通りのトレイルブレイザーが優勝。単勝14.5倍は、まぁ会心の部類かな?

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 04:12

◆【共同通信杯 考察】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
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【共同通信杯 考察】

07年 35.9-37.1-34.7 =1.47.7 ▼12▼5△6 瞬発戦
08年 33.9-37.6-36.1 =1.47.6 ▼ 8▼7△9 瞬発戦
09年 35.6-36.8-34.9 =1.47.3 ▼ 4±0△1 平坦戦
10年 36.2-37.8-34.2 =1.48.2 ▼ 7▼5△1 瞬発戦
11年 36.8-37.3-34.4 =1.48.5 ▼12▼2△9 瞬発戦

クイーンC同様過去5年では瞬発戦4回、平坦戦1回となっていました。
ならばクイーンCの傾向そのままか?とも思えますがちょっと違います。
まず、ラップギアを見て分かる通り大きめの加速が連続で生じています。
これは一瞬の斬れだけでは駄目で長くいい脚が使えるというのが重要ファクターといえるでしょう。
なのでクイーンCの様に「先行有利」とか「距離延長は不利」などの傾向はあまり関係なく単純に馬の持っている適性(もしくは経験)を重視すべきレースです。
では連対馬のラップギアとその増減を見てみましょう。

フサイチホウオー  【瞬3平0消0】▼10▼ 3△2 ▼ 9▼ 4± 0
                  ▼ 7▼ 3△6
ショウナンアルバ  【瞬2平1消0】▼ 2▼ 1△3 ▼ 6▼10△13
                  ± 0▼ 9△4
ブレイクランアウト 【瞬2平0消0】▼ 7▼15△8 ▼ 8▼ 2▼ 1
ハンソデバンド   【瞬3平1消0】▼12▼ 8△5 ▼ 8▼ 1△ 4
                  △ 1▼ 6△9
ナカヤマナイト   【瞬5平0消0】▼ 8▼ 8△6 ▼10▼ 2△ 9
                  ▼ 9▼ 2△2
(注:代表的な3走までを表示しています)

凄く分かりやすい傾向が出ました。
大きな加速+連続加速
でのレース実績が重要となっています。

今年の出走メンバーでは
アーカイブ、エネアド、コスモオオゾラ、ジャングルクルーズ、スピルバーグ、ディープブリランテ
の6頭が条件をクリアして有力候補になります。
(とはいえ11頭立てなのであまり絞れてはいませんね)
前評判ではディープブリランテとゴールドシップの2強対決という雰囲気ですがゴールドシップは持続的な脚の持ち主で東京コースは合いそうですがスタートが下手なのと外回り(東京)コース未経験なので今回はディープブリランテが上ではないかと見ています。

(本命ドリパス)

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 06:22

◆【クイーンC 考察】(本命ドリパス)

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【クイーンC 考察】

07年 35.1-24.3-35.1 =1.34.5 ▼ 9△6▼ 3 瞬発戦
08年 35.3-24.9-35.3 =1.35.5 ▼12△3△ 5 瞬発戦
09年 35.9-24.9-34.9 =1.35.7 ▼10△1△ 5 瞬発戦
10年 35.0-24.2-35.2 =1.34.4 ▼ 4▼3△ 7 平坦戦
11年 35.1-25.1-35.2 =1.35.4 ▼11▼5△11 瞬発戦

近年では唯一走破時計が1分34秒台と速く流れた10年は平坦戦だが以外は全て瞬発戦となっていてコース適性【瞬8平2消0】通りの傾向です。
瞬発戦では▼10前後の大きな加速が生じているので「瞬発力」が重要ファクターとなるでしょうか。
いや、ちょっと待て。
過去5年で上がり最速馬は1-2-1-2と複勝率は66.7%ながらも勝ち馬は僅か1頭のみ。
前走上がり最速馬を見ても0-1-1-14で勝率0.0%、複勝率12.5%とさっぱりの結果となっています。
過去の勝ち馬のラップギアとそれまでのラップの増減を見てみましょう。

イクスキューズ   【瞬0平2消1】△1▼4△10 ▼ 1▼ 2△5 △ 1△2△3
リトルアマポーラ  【瞬2平0消0】▼8▼6± 0 ▼11△10±0
ディアジーナ    【瞬2平1消1】▼4▼5± 0 ± 0▼ 6△6 ▼ 4△2△8
アプリコットフィズ 【瞬1平1消0】▼8▼8△ 6 △ 8▼ 2△6
ホエールキャプチャ 【瞬3平1消0】△1▼5△ 2 ▼ 4▼ 4△5 ▼10▼5△4
(注:連対した近3走のみ表示しています)

やっぱりという感じで瞬発特化タイプの馬はリトルアマポーラのみ。
むしろ平坦戦実績の方が重要ではないかとも思える傾向です。
結論とすればラップギア的には瞬発戦&平坦戦で連対経験があった馬がベターということになるでしょうか。

その他のデータで偏りがあったのは以下の3点
・前走の距離は1600m以上が有利
・先行馬有利
・前走はOP以上のクラスが有利(500万下の場合は勝利が最低条件)
つまり、▼10前後の大きな加速が生じやすいレースですが瞬発力よりも先行力の方が重要なレース。
先行力といっても(スプリント戦での)スピードが重要なのではなく前に行けてラストでもう一伸び出来るスタミナも必要だということ。
そしてOP以上のクラスでのペース経験というのはあった方がベター。

これらのことを頭において今年の登録メンバーで気になるのは以下の馬達。

イチオクノホシ  【瞬1平1消0】前走阪神JF4着 差し
オメガハートランド【瞬1平0消1】前走フェアリーS4着 差し
ダイワミストレス 【瞬0平2消0】前走フェアリーS3着 先行
モエレフルール  【瞬1平1消0】前走ジュニアC3着 先行
ヴィルシーナ   【瞬2平0消0】前走エリカ賞1着 先行

最も条件に合いそうなのはモエレフルールですが1勝馬なのでまずはゲートに入ることが大前提。
ヴィルシーナは現世代で勝ちまくっている唯一のディープ産駒。
ここでも勝ってしまうのでしょうか?

(本命ドリパス)

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 09:20

◆【エルフィンS 考察】(本命ドリパス)

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【エルフィンS 考察】

07年 35.6-23.7-34.4 =1.33.7 ▼8△5△4 瞬発戦
08年 37.1-24.8-34.4 =1.36.3 ▼9△2▼5 瞬発戦
09年 36.4-24.3-35.1 =1.36.0 ▼2▼7△8 瞬発戦
10年 35.4-25.4-35.1 =1.36.1 ▼8▼5△1 瞬発戦
11年 35.4-24.3-34.6 =1.34.4 ▼6▼3△7 瞬発戦

ウオッカ、レッドディザイア、マルセリーナなどを輩出していて注目のレースの一つです。
その肝をなるのは過去全て瞬発戦だったように「瞬発力」ということになるでしょう。
過去5年の勝ち馬全てが前走の上がりが2位以内となっています。
上がりだけでは勝てないとは思いますが最重要ファクターにはなると思います。
では勝ち馬のラップギアとその増減を見てみましょう。

ウオッカ      【瞬3平0消0】▼ 7▼7△5 ▼9▼7△5 ▼3▼5△7
ポルトフィーノ   【瞬1平0消0】▼12△5△1
レッドディザイア  【瞬3平0消0】▼ 4▼7△1
エーシンリターンズ 【瞬3平0消0】▼10▼3△6 ▼2▼8△4 ▼8▼4±0
マルセリーナ    【瞬1平0消0】▼14△2△2

全ての馬が瞬発戦のみの実績とはっきりした傾向となっています。
ラップギアの増減を見てみると
・▼7以上の加速+連続加速
・▼10以上の大きな加速
の2パターンでの実績馬ということがいえそうです。

今年の場合は出走頭数が11頭と少ないこともありますが(上記に書いた「前走上がり2位以内」という条件を加えると)簡単に1頭に絞れました。
サンシャインです。
前走のシンザン記念では11着と大敗でしたが完全に内枠先行有利の馬場状態で大外枠&道中最後方では仕方なしといったところ。
先週を見る限り外差しも届く馬場状態で状況は全く異なると思うので巻き返しは可能でしょう。

(本命ドリパス)

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 02:53

◆【きさらぎ賞 考察】(本命ドリパス)

人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
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【きさらぎ賞 考察】

07年 36.4-37.4-35.0 =1.48.8 ▼8△1△ 9 瞬発戦
08年 36.1-36.8-35.9 =1.48.8 ±0▼3△ 2 平坦戦
09年 36.4-37.5-35.0 =1.48.9 ▼4▼7△10 瞬発戦
10年 35.3-37.5-35.8 =1.48.6 ▼4▼3△ 3 平坦戦
11年 35.3-36.9-35.4 =1.47.6 ▼7△5△ 5 瞬発戦

ダービー連対馬を多く輩出しているレースがこのきさらぎ賞。
つまりダービーで問われる適性が似ているということを表しています。
それは瞬発力というよりは「長く使える脚」
3F毎に区切った上記のラップ表記では分かりませんがラスト4F目の下り坂のラップが07年から順番に
12.1、12.1、12.2、12.4、12.0 (平均12.16)
となっています。
これは2歳戦のラップに比べると速い数字です。
ラスト4F目となると馬のキャラもスタミナも把握していない場合が多いので出来るだけゆっくり下るのですがこの時期から徐々にスパートのタイミングが早くなってきます。
なので瞬発戦になろうが平坦戦になろうがラスト4Fからじわじわ長くいい脚が使える馬というのが狙い目になるでしょう。
血統的に見ても父はサンデー系が圧倒してますが母父をみるとゼダーン系が1-2-1-4と複勝率50%と好成績を収めています。
(今年は父サンデー系×母父ゼダーン系の馬の登録はありません)

では勝ち馬のラップギアを見てみましょう。

アサクサキングス  【瞬2平0消0】▼16▼ 7△ 2 ▼5▼ 6△3
レインボーペガサス 【瞬1平2消0】▼ 4△ 1▼11 ▼1▼ 4▼2
                  ▼ 7△ 1△ 3
リーチザクラウン  【瞬3平0消1】▼17△ 6▼ 9 ▼8△ 3△4
                  ▼ 1▼12△13 ±0± 0△6
ネオヴァンドーム  【瞬4平0消0】▼ 5▼ 1▼ 4 ▼5▼ 7±0
                  ▼ 7▼ 7△12 ▼3▼11▼1
トーセンラー    【瞬1平0消0】▼10▼ 6▼ 2

ポイントは長く使える脚だと思うのですがこれまでの実績を見ると全馬に▼10以上の大きな加速でのレース実績がありました。
これは面白い傾向ですね。
またアサクサキングス以外の4頭にラスト1Fで加速が生じたレース実績があります。
ラップギア以外の傾向を見るとレインボーペガサス以外の4頭には東京か京都の芝1800m戦での勝利経験がありました。

この3点をポイントに見てみると今年の登録メンバーでは
【▼10以上の加速での連対あり】
ジャスタウェイ、スノードン、ベールドインパクト、マジカルツアー、レッドアーヴィング、ワールドエース
【ラスト1Fで加速が生じたレース連対あり】
該当馬なし
(ラスト1Fが±0ならあり:スノードン、マデイラ)
【東京か京都芝1800mレース連対あり】
スノードン、プレミアムブルー、マジカルツアー

一応スノードンが最上位という結果になりましたが追い込み馬は2着までというデータもあるので前走の様に出遅れると危ない気がします。
人気のワールドエースは先行出来るかどうかが鍵になると思われます。
ここで連対出来ないようだと春のクラシック戦線に間に合わないかも。

(本命ドリパス)

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